iPad mini(新) レビュー~前編:フォトレビュー

遅ればせながらiPad miniが届きました。
今回は写真ばっかの書き物になります。

 

 

顛末

mitoka-mochimono.hatenablog.com


発表の翌日にこんな記事を書いておきながらどうせ金利無料のショッピングローン使うから手続きに時間がかかるし…と忙しかった私は休日まで注文を先延ばしにしまして

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注文とブログ書くのなんで逆にしなかったんだ
そんなわけでぴったし9日に受け取りました。

 

mini4との外観比較

 

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mini4との外箱比較は正面からは間違い探しレベル。付属品はいつも通りですね

 

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ディスプレイ面は違いが解りません。背面はアンテナ仕上げが2017年のProモデルと同形状に。やはりminiPro計画があったのかな

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カメラ付近とカット仕上げが異なります

色々写真を撮ってみましたが、表面だとさっぱり違いが解らない仕上げになってます。
背面はアンテナの形状が異なるので判別できるほか、記法通りボタンとカメラの配置が異なります。
また、淵のダイアモンドカットがmini4では鏡面加工されていたのが、新型miniでは梨他仕上げになっています。
Air2とiPad(5th)での変化と同じ、コストカットの努力ですかね。
フィルムを貼る前に画面の比較をしようと思ったものの、テレビのカラーバーみたいな模様を表示できるアプリが落とせず。
iTunesバックアップからリカバリしたのに、なぜだ・・・

 

mini4のケースは使えない

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無理やりmini4のケースにはめたところ。カメラはともかくボタンは致命的です・・・

mini4からは音量ボタンの位置、背面カメラの位置が異なります。より外側に移動した形。
筐体サイズもディスプレイ面も変化してないのに、なんでここだけ変えるんですかね…
実際にESRのmini4用カバー付ケースを装着すると、ぴったり装着はするものの音量ボタンがずれていることから
音量+ボタンが押しっぱなしになってしまいます。
ほかに防御力の低そうなポリカ製背面カバーも完全にはめ込むと音量+連打モード。即座にケースを発注しました。
カバー付ケースはESR安定…と思いつつもちょっと冒険して安いケースを注文

iPad Mini 5 ケース 2019 超薄型 超軽量 TPU ソフトスマートカバー オートスリープ機能 衝撃吸収 キズ防止 三つ折りスタンド iPad Mini5(第五世代) 専用 ーブラック

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ケースがまだ殆ど触ってなくて使用感レビューまではできないのですが、アプリ起動が軽快でデレスhttps://twitter.com/mitoka_design/status/1115998598334795776テの3Dリッチも重い2Dリッチも軽々ですね。
なんで即時に注文しなかったのか。ライブパレードで散々プレイ感検証できたのにね。


お約束

https://twitter.com/mitoka_design/status/1115998598334795776

iPad mini(新)に思いを馳せる

それは前振り…はあったけど予想より早くやってきた。

3月18日、AppleからiPad Air(3rd Gen)とiPad mini(5th Gen)が発表されました。
既に予約が開始されており、最短で30日に出荷が開始されるそうです。
どこが変わったのか、詳細な比較はニュースサイト等がやっているので、
10.5インチProとmini4を持っている私としては感想というか、ここが嬉しい点、惜しい点を上げたりしようかとキーボードに向かった次第です。

 

 

廉価版ではない、ミドルレンジとして再定義されたAirとmini

今回発表されたAir(新)とmini(新)は、89800円(税別/11インチ最安値)からのiPad Proと37800円(税別/最安値)のiPad(2018年モデル)の間を埋める価格設定になっています。ごく一部で高い、という感想も見ましたが実際のところ、先代のAirであるAir2、mini4の初期価格とかと比較すると

Air2:初値53,800円(16GB/Wi-Fi)⇒Pro(9.7)発表後44,800円(同)

mini4:初値42,800円(同)/終売になったmini4 128GBは45,800円

今回のAirはAir2の初期価格より1000円高いだけでストレージ4倍、miniはmini4最終価格と同価格でストレージ半減と引き換えに性能は一足飛びにアップしたわけです。

というより、もともとiPadにしてもminiにしても『本来のAppleが設定する価格帯』に戻ってきたわけですね。

更に、mini初代基準で毎年のiPadのラインアップとスペックを確認してみると

発表時期 iPad/Air mini 発表時のiPhone その他備考
2012/10 iPad(4th)/A6X mini(初代)/A5 iPhone5/A6  
2013/10 Air(初代)/A7 mini2/A7 iPhone5s/A7

AirのA7のみmini2/5sより

100MHz高クロック

2014/10 Air2/A8X mini3/A7

iPhone6/A8

Air2以降2GBメモリに

2015/09 - mini4/A8 iPhone6s/A9

mini4は2GBメモリに

6s/iPad Pro(初代12.9)と

同時発表

2016/-- - - iPhone7/A10

3月にPro(9.7インチ)発表

2017/03 iPad(5th)/A9 -

iPhone7/A10

6月にPro(第2世代12.9

&10.5)発表

2018/03

iPad(6th)/A10

※Pencil対応

- iPhone8/A11

10月にPro(第3世代12.9

&11)発表

 

最新CPUと同等、もしくはそれ以上の専用CPUを搭載したところを強調してみましたが、iPad/AirはPro(9.7)を除けば最新CPUを搭載したのはAir2まで、miniに至ってはmini2の時だけしか搭載せず、2015年のmini4移行4年半も後継品が出ず放置されてたわけです。てかmini3のA7据置は今振り返ってもひでーな(touchIDに対応しただけ)

発表の通り、今回のAirとminiは最新のiPhoneXS/XRと同じくA12 Bionicを搭載しており、久しぶりに最新世代のiPhoneと遜色ない性能となったわけです。(実際には解像度的にiPadキツそうだけど)

 

iPad Air/miniのここが嬉しいところ

CPUが最新のiPhoneと同世代

前述の通りですね。事前リークでは(miniが)A10だとかA10Xだとか言われてて、いやどうせA11だろ、せめてA10Xであってくれとお祈り状態でしたが、まさかのA12で登場

TrueTone、P3広色域、フルラミネートディスプレイ対応

これも『先代よりも低品質なディスプレイを用い…』などとリークされていたのでiPad(無印)みたいに隙間が広がって筐体サイズもmini2相当まで厚みが増えるんだろうな…と思っていたのだから驚きです。パワーアップしてるやん。どうやら上のリークにある先代とは『iPad Pro(10.5)』だったのでしょう。実際120Hz駆動であるProMotionではなく、最大輝度も100ニト下がっています。

イヤホンジャック継続搭載

そうだよ、それだよそれ、それこそが必要なものなんだよ…!

昨年デザインが一新されたProでは廃止されてしまったイヤホンジャックが継続で搭載されています。筐体設計をある程度流用しているのだからそれはそうか。iPhoneでは小さい筐体に色々詰め込まないといけないからスペースを取ってノイズ発生源でもあるイヤホンジャックを排除するのは解るのですが、なんで筐体設計に余裕があるiPadで廃してしまったのか、本当に謎です。。。もうしばらくイヤホンジャック付きのiPadが買えるという事で一安心。てか音ゲー的にイヤホンジャックなしとかALIEN WORLDだからな。

 

個人的にはそこまで重要ではないですが以下の点も

インカメラが大幅強化、1.2メガ⇒7メガに

お孫さんとFaceTimeチャットするおじいさんとかはいいんじゃないでしょうか。

(推測)USB PowerDeliveryに対応

Apple公式に明言されている箇所がないので推測なのですが、USB PowerDeliveryに対応しているiPhone8と同じA12を積んでおり、大容量バッテリーを積むiPadであればなおさらPDの恩恵は大きいので対応しているんじゃないでしょうか。

PD充電するにはtype-C-Lightningケーブルが必要で、Appleが長らくサードパーティーにライセンスを許可していなかった為メジャーではありませんでしたが最近開放され、AnkerからMFI製品が発売されました。なんか今日丁度lightningケーブルが壊れたし、PD対応ACアダプタもあることだし買ってみようかな、って気になってます。入荷未定だけどな!

http://www.amazon.co.jp/dp/B07H24PJGP

 

iPad Air/miniのここが惜しいところ

クアッドスピーカー対応ならず

Pro(廃盤の10.5含む)では対応している筐体上下(縦画面時基準)に2スピーカーずつ搭載したクアッドスピーカーには対応しませんでした。一部リークのレンダリングでは対応しているような表記もあっただけにここだけは残念です。従来通りLightning端子側に2つのステレオスピーカーになりますが、音ゲーなどでは片方から音が鳴ることに。

Proとの差別化の為なのでしょうが、Airのほうは金型を変えてまでスピーカー穴を塞ぎに行く必要はあったのでしょうか…Appleを猛追しているHUAWEIはMediaPad M5で筐体上下にスピーカーを搭載していてエンタメ用途訴求に一役買っています。ここは頑張って欲しかった。10.5Pro持ちの俺が涙目になるけど

type-C接続ではない

従来通りLightningでの接続になります。悪い端子ではないのですが、ややもするとまた数年放置されるかもしれないAir/miniなだけに一足先に置き換わっていて欲しかったなぁ、というのが本音です。そうするとPencil対応が面倒な事になるんでしょうけど。

最後に

最初のiPadがmini2で、その後mini4に置き換えた自分にとっては待望のminiモデルが出てきてくれました。事前のリークで『いいとこA11、下手すりゃA10で32GB、mini2のサイズと液晶に逆戻りしてiPad無印より少し高めの価格になるだろう』と想像していたところ想像の遥か上というか満額回答と言えるスペックで登場してくれました。そりゃ購買意欲が湧かない筈がない。休みの日にでも注文させて頂きます。購入バレしないように同じ色を買おうかな。。。

TFZ T2G(T2 GALAXY)もかなりお気に入り(但しリケーブル前提)

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 A5の話はもういいのかと言われそうですが、色々大変だったTFZ T2G(T2 GALAXY)について触れようかと思います。

 

購入までの経緯とか


HeavenVIを購入してからもここまでは買ってみようと決めていたのがT2G。ある意味スパイラルを終わらせてくれるイヤホンに勝手に決めていたふしがあるような。。。

Massdropで募集がかかった1月中旬のタイミングで購入、無事に1月下旬に発送されたものの、国内に入ってから1週間も税関に留め置かれ、届いたのは2/11の祝日でした。

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以下、写真とかです(急に雑になったな)

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内容物。2種類のイヤーピースにナイロン製のポーチも付属と悪くない感じ

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前回のAS06との形状比較。AS06よりは小ぶりですが、後述する理由で自分には装着が辛かった。。。



曲を聴いての評価

いつも通りXDP-30Rに3.5mmメス⇒2.5mmオス変換ケーブルを用いてACGモードでの評価です。リケーブルではなく付属ケーブルでの評価。

以前に買ったT20iと少し聞き比べしてます。


◎Wish me luck!!!!
/大空遥(CV:優木かな)、比嘉かなた(CV:宮下早紀)、トーマス・紅愛(CV:種崎敦美)、トーマス・恵美理(CV:末柄里恵)
リファレンスでいいんじゃないかな。キラキラした音のシンセ中心、ボーカルのキーが曲全体を通してほぼ一定なあたりで
(いや、高低差があるほうがよりいいんだろうけど)
ボーカルの近さと明瞭さに加えて、シンセの煌びやかさが感じられるの感じがいいですね。
T20iと聴き比べるとT20iのほうが低音の重量が上ではあるものの、ボーカルはT2Gの方が近く感じられ、音の分離感もある印象でT2Gのほうが印象がいいですね。


△Go Away/Cranky(Rave-SLave 2018より)
http://alpacasso.sakura.ne.jp/RS2018/
https://youtu.be/IdEzEH3qrB0
Crankyの商業用音楽としては珍しいビッグビート。低音がズシズシくるブレイク前を見ていきます。
ディストーションのかかったギターとかをメインに聴きたいけど、ハイハットなどの音がより主張される感じになってしまう。
この辺の音の鳴らし方はT20iが音圧もあってずっしり重心を感じられる。T20iのほうが楽しく聴ける感じですね


〇Renuniverse/Headphone-Tokyo** feat.カヒーナ
http://headphone-tokyo.com/works/mt/
https://youtu.be/XNEXxYTdY7Q
HeavenVIの時もレビュー外で触れたバラード楽曲。
ボーカルの艶がよく、ピアノの鳴らし方やトランペットも悪くないものの、分離感の良さがパーカッションに効きすぎて神経質な感じに捉えられるかも。
T20iだとベースラインが主張が強くなりつつもT2Gよりも全体的に落ち着いて鳴らしてくれる印象。



音ゲーでの使用、その他取り回しの扱いやすさ

音ゲーで使う分には高音の明瞭度は高いものの、アタック音やキラキラ音がそこまで刺さるわけではなく普通に使える、という印象です。
問題は取り回し。純正ケーブルがゴム被覆でやや絡みやすいケーブルなのですが、それだけならともかく耳掛け部分のメモリーチューブの加工が自分の耳とはかなり合わない。。。
写真の所でも解るようにAS06よりかなりノズルが斜めで(これはAS06が角度が浅いだけか)耳掛け装着してノズルを耳奥に入れようとするとハウジングが耳に対して \顔/な感じで開いていき、耳掛けチューブが耳に負担をかけて痛くなってくるのです。さらには遮音もうまくいかずうまく挿さないとスカスカに聴こえてしまう…
そんなわけでリケーブルを探し始めることになり、恒常1000円引きに加えてタイムセールで1000円余計に安くなっていたYinyoo/YYX4745。中華ケーブルですな。銀メッキにしたのはイヤホンの音傾向をできるだけ変えたくなかったから。

www.amazon.co.jp

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リケーブル後。スライダーは欲しかったけど取り回しは劇的に改善




銅線銀メッキで16芯と芯数多めながら4020円で買えてお買い得…いや、イヤホンの値段と殆ど変わらんやん。8芯なら2000円切りでも買えるのになんでここまで金を積んだのか…あと引くほどケーブルが太い。
しかし、このケーブルにより耳掛けチューブの痛みから解放され、かつしっかり耳奥に挿しても安定するようになったことで聴こえ方も改善されました。
音質変化としては分離感が上がり、ボーカル帯域の伸びはそのままにもハイハット等の過度な分離がやや抑えられ(低音増えたせいかも)
一気に聞きやすくなりました。音も取りやすくなりました(もともと十分とりやすいけど)。
おかげで利用率が激増。かなり気に入って使っています。なお、AS06にも挿してみたけどT2Gほどの感動は得られなかった模様。

でも、ケーブルもう少し細くしたいっすね…AliExpressのセールを待つべきか

 


最後に

発売された昨年初秋から結構話題にはなっていたけれど、マスドロップで購入できれば44ドル強5000円切りという価格の安さであれば破格、1月末頃のAliExpress上でもセール価格で45ドルを付けこれもうマスドロいらないんじゃないかな、からの国内販売開始のアナウンス、希望小売価格9200円。。。
現在のお値段情勢は以下の通り。

 

販売箇所 価格 備考
正規代理店品 ¥8,103 Amazonが販売元
Amazon並行輸入 ¥7,800  
AliExpressのマケプレ

$59.00

(¥6,500ほど)

3月末のセールで大幅値下げあるかも?

1~2週間かかる

Massdrop

$39.99+日本への送料

$4.19(¥5,000)

タイミング次第だが1ヶ月以上かかるし

常に売られているわけではない

 (3/17現在)

Amazon本体がディスカウントしたおかげで国内正規品とマケプレ並行輸入品との差は殆どなくなっており、これなら正規品でもいいかもしれません。しかし、AS06がAliで30ドル台やAmazonで4,800円との差を考えると『価格が上がったから順当に音質が上がったよね』とまでは言い切れないです。リケーブル後は更に気に入って使用率が上がったのですが、私の場合はリケーブルを前提にしなければならないほど装着感が悪く、リケーブルしたらマスドロから購入してたとしてもコスパが悪化してしまう。。。

ただ音質的には高音がいい感じに明瞭でありながらも決して低音が不足しているわけではなく(T20iと比較したけどあくまで比較の上なんで)、ボーカルの艶もあって元気なJ-POP、アニソンに向いた音だと思います。ハイ上がりなのは間違いないので、リケーブルで合わせるならメッキなしの銅線系のほうが低音が補強されてよさそうです。

ところで、某掲示板ではここ最近AS06とこれにCCAのC10の三国志の様相を呈しており、ドンシャリ傾向の二つに対してフラット、ウォーム気味というC10も併せてチェックしてみたいという欲が出てきてしまいつつあるここ最近。月末のAliセールで買ってしまうかも。。。

AS06はかなり気に入ってるけど雑にZSNやZS5と比べてみる

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ずっとポーズ状態にしていたクロスビーツを入れたiPadの充電をミスってバッテリー切れしてしまいました。水戸岡です。

 

進化が著しい中華イヤホン。
特に2018年末から2019年初頭にかけて話題をさらったのが本日のネタ、KZのAS06になります。届いて随分立つのですが甥にあげたZSNとの比較を雑にレビュー。ここ放置しすぎたね。

 

 

 

雑に顛末とか

Co-Donguriに代わる外用のイヤホンをなんとなしに探している年末に、絶賛の声を聞いてAliExpressにてプレオーダー価格の28ドルから2ドル引クーポンにて26ドル(2,944円)で購入。しかし、これが届くまでが長かった。

 12/21に注文、1/2にセラーのHCKさんから発送されたものの一度深センの交換局から日本に向けて発送されたと思ったら世界一周回ってしまったのかもう一度深センから発送、届いたのは1/21、って1ヶ月経ってしまったのであった。

 

その前にHeavenVIをPayPayで買い損ねた時になんとなく買っていたZSNやさらにその1年前(2017年末ね)に当時話題になっていたZS5と合わせて、この3つを雑にチェックしていきます。

 

雑に写真レビュー

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量産品ということで簡易パッケージでの到着。ブラックはシルバーぽかったのでグリーンにしました

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内容物。ZS5のしょうもないケーブルと比べると随分取り回しのいいケーブルになりましたね。イヤピは使いません

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左からZS5、ZSN、AS06.。ほか2つと比べるとノズルの傾斜があまりないのが解ります。

雑に音質比較

環境はいつも通り、XDP-30RとG&Vの3.5mm→2.5mm変換ケーブルを使用してACG接続しています。音質設定はBass Enhancerのoff→1のみで高音質化設定などはOFFに。また何れのイヤホンも2pinケーブルのリケーブルに対応しているので、敢えてZS5用の別売アップグレードケーブルで統一しました。イヤーピースはSpiralDotを使用。
前回多すぎたから、というより時間取れてないので2曲だけ。

Sestea/Senzai(Fleuixより)

seardrop.net


A5のレビューで使おうと思ってましたけど採用予定のPretty Liarとドラムン方向でで被るのでここで。
クロビ的にはラス前の曲で世界が崩壊していくさまを曲に託していると考えてしまう。
(最後の曲となったnayutaは終わりゆく世界で虚空のなか歌いあげる曲)

曲としては激しめのドラムンベースに掠れ気味のボーカルが絡み合う曲になりますが
ZS5で聴くとドラムン成分が暴れ気味になり、ボーカルが刺さりだすためちょっと聞きづらいところ。こちらに関してはZSNとAS06ではどちらでも割と聴けるというか。ドラムンの重低音がいい感じになるのがZSNで、音の分離がしっかりしてるのがAS06かなと思います。。


金星(kinboshi)/Hideyuki Ono(crossbeatsREV. サウンドトラックより)
やや変化球だった光年から打って変わった小野秀幸お得意のビックバンド。
ハイハットやブレイク部分のキラキラ音の部分のシャリつきが強調される感じなのがZS5、

それに比べてハイハットが落ち着き、トランペットが前に出てくるのがZSN、
全体的な音が濃くなり、音場が広くなるのがAS06というところでしょうか


音ゲーでの使用、その他取り回しの扱いやすさ


ZSNとAS06でも高音は良く響きますが不快な刺さり方はしないです。

ZS5だとこれはもう明確にデレステのロングノーツのキラキラ音やスクフェスのシャンシャン音は耳に不快な刺さり方をしてきます。やり続けると疲れますね。

ケーブルも全然素直なほうで、耳掛けチューブの部分くらいでしか厄介な絡まり方はしません。でもスライダーがないのは残念かな。

 

雑に総括

中華イヤホンの進化は早いなぁ、というのが改めて感じ取れました。
ZS5を買ったときはなかなか元気な鳴らし方で迫力あるなぁ、と思ったものですがZSNやAS06ではZS5で感じられた暴れっぷりが落ち着き、いい感じに鳴らしてくれました。
AS06は他の方のレビューでも触れられている通り、やや低音多めのドンシャリですが
ボーカルも十分聞こえますし、高音のキラキラした音もきれいに分離して鳴らしてくれて持ち出し用のイヤホンとして使用頻度が増えています。

キャン★ドゥの小型100均ケースに合わせた小さめイヤホンを探していたはずなのに
買うイヤホンがIEM型ばっかになっているけど、もうイヤホンケース大きくすればいいやと思えるくらい。
キャン★ドゥケースに入れていたCo-Donguriはいよいよお役御免になってます。というからケースから追い出された。今乱雑に扱ってるイヤホンが壊れたら後継にそのポジションになりそう。

 

AS06はAmazonの標準価格が4800円、AliExpressでは30ドル台半ばが相場のようです。

HeavenVIを集中的に聴きこんでの感想

 

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S'NEXTから販売されているfinalブランドのイヤホン、Heaven VIを急いで使い込んでの感想書きになります。
まあ、このイヤホンも評価は出きっている製品ではありますが。

 

 

購入までの経緯とか


イヤホンは5000円まで、それ以上は断線とかが怖いし…という信念を2018年になって破り2~3万円クラスのイヤホンを購入するようになったのですが、カオブレで懇意にしているうまいマンがfinalのイヤホンをかたっぱしからダイマを仕掛けており、


カオブレ勢のとりっぴぃさんがHeaven V、

すぎやんさんがHeaven IV、

と次々陥落するなかHeaven VIのディスコンの報が。
後日書く予定のLZ-A5とは違った聴き疲れし難いイヤホンも欲しいと思っていたのでPAYPAY祭に参加しようとするも取り寄せが間に合わず失敗。LINEPayが20%還元祭を開始したタイミングでクリスマス前に購入となりました。
以下写真とかです。

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外箱と内箱。外箱がちょっと華奢だけど内箱はいい感じ。イオンプレーティング加工のほうになります。



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内箱を開けたところ。ケースの下には説明書が眠ってますが、にしてもちょっとケースに対して箱がでかすぎでしょ…



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イヤホンはケースの中に。イヤピも2種類(普通のシリコンのAタイプと、単品売りでも人気のEタイプ)



初めてなのでイヤホンの感想やレビューを書く際の観点とか


レビューめいたものを書くにあたって、以下の構成で書こうと考えてます。
・曲を聴いての評価
まんまですが、曲を聴いてみて良かったかどうかの評価。
自分が重点的に聴きたいパートを明示したり明示しなかったりしつつ自分好みだったかそうでないかをざっくり◎〇△×で書いていきます。
音ゲーでの使用、その他取り回しやすさ
取り回しやすさと音ゲーでの使用というのは被るところはありますが遮音性やケーブルの扱いやすさなどを記述する場所。かつタップ音が耳障りになるか(刺さるか)どうかをかなり気にしてるのでその辺を書きます。
クラップ音やデレステのロングノートのキラキラとした音が耳につくようだと音ゲーで使うには音量下げたりとか気を使わないといけなくなりますしね。。。
なお、デレステではSE3、ガルパではSE2、スクフェスは基本SE、crossbeats REV.ではCRAP-3を使ってます。

 

なお、試聴環境は再生機にXDP-30Rを使用し、G&Vの3.5mm→2.5mm変換ケーブルを用いてバランス側に接続してACG駆動モードを使用、ビットレート補正機能は使わずBass Enhancerをオフ→1にして聴いております。

イヤーピースは付属のEタイプ…と同カラーのイヤピ単品で販売されているものを使用しています。

曲を聴いての評価


〇wish me luck!!!!/長いのでNAOKI feat.小坂りゆ
大空遥(CV:優木かな)、比嘉かなた(CV:宮下早紀)、トーマス・紅愛(CV:種崎敦美)、トーマス・恵美理(CV:末柄里恵)
クロスビーツがうまくなるアニメの、EDを飛ばさず観たらクロスビーツがうまくなる曲。
元々ボーカルのキーがほぼ一定、バックミュージックの主張がそこまで激しくないこともあってボーカルが前に出てくるところが解りやすいし、シンセの煌びやかさも伝わってきますね。
あまりキャラ声が強いボーカルではないので、アニソンとしてこれを選んでよかったのか感は自分に感じますが。

Flowerwall/米津玄師(Bremenより)
https://youtu.be/Y4_vXzyOJHE
Lemonも良いけどクロビおじさんですし。ボーカルの伸びと声の生々しさというのか、そこで歌っている感、さらにアコギの響きが抜群で実機でやりたいなぁ、と思えてくる鳴り方をしてくれます(削除されたから出来ないけど)

△軌跡/Roselia(Anfangより)
https://youtu.be/Jjyyhpi1Z1Q
(メタル系バンドの)バラード向きと聴いていたのでという事でいけるよねということで当然のチョイス。
だったのだけれど、途中でドラムとギターが合流してくる所からスネアのアタックとギターが必要以上に前に出てきてもう少し静かにしててくれないかなというちょっと残念な結果に。Reuniverseではハマったのでマスタリングが私向きでないんだと思います…

エアリアル -Alubum version-/カヒーナムジカ(Determinationより)
http://headphone-tokyo.com/works/determination/
https://youtu.be/MiPTA9j-aqk
上記で挙げた軌跡であれっ、となったのでReuniverse/Headphone-Tokyo** feat.カヒーナ(mt:[multiple tenatative])を試したらカヒーナさんのボーカルの艶がやべぇ、となり買ってきた次第。
ストリングスの響きとボーカルの艶の響きとピアノが心地良い…

◎Human Nature/Zpinkpong(HART COREより)
https://bit.ly/2MjEzb2
https://youtu.be/q_YtwR7enOo
プログレトランスだと思ってたのにアーティストさんにEDMと解説されてしまった、REV.で二番目に好きな曲。
一番好きなパート(ブレーク前の超長ホールドノートのところ。1:10あたり)も含め空間表現が良くて惚れましたね。CD入手直後にLZ-A5で聴いた時も凄い感動したのに。なんなんだろう。

◎クレイジークレイジー(M@STER VERSION)/一ノ瀬志希(CV:藍原ことみ)、宮本フレデリカ(CV:高野麻美)
https://youtu.be/NAqDjl0D5TQ
この二人でFuture Bassをやるという発想がほんまTaku Inoue

もともと浮遊感と音場感を押し出している曲だけに合わない筈もなし。一番好きなパートが40秒過ぎからの(ようつべでひっかかるMVだと45秒付近)部分だったりしますが
この部分の響きと空間表現が凄く私好みです。

×conflict/siromaru + Cranky(Rave-SLave 2017より)
http://alpacasso.sakura.ne.jp/RS2017/
conflict歌います。ズォールヒ~~↑wwwwヴィヤーンタースwwwww
・・・静かになってるハーモニック成分なところははまだ聴けるんですがメインフレーズに入るとシュランツ成分のキックのがキレが減衰したり、シンセやシンバルアタックの鳴らしっぷりが物足りなくなったり、そもそも響きすぎて音数の多さについていけなくなったり。
ピアノの響きと艶はいいものの、欲しいものはそこではないし…

音ゲーでの使用、その他取り回しの扱いやすさ


シングルBAでベント穴もないので音漏れはまず問題なく、耳道深くに差し込みやすい為遮音性も高い。iPhoneでも音量は取りやすいしタップ音が耳障りに感じられることもまずない。ここまではいい感じ。
しかしケーブルがゴム被覆のきしめんタイプのため、タッチノイズがかなり大きいのが難。シュア掛けできない形状なのも辛い。所謂音ゲーコアの音数過剰な打ち込みにそもそも向いてなさそうので弐寺やボルテで使っても?聴き疲れし難いなのでデレステスクフェスを自宅でじっくりやるのには向いてると思います。

 

神経質なタチなので、まだ買ったばかりで癖がついてないうちからケーブルが捩れてないか大変気になる、というか箱だししてDAPに繋ぎ、エージングさせてたら既にスライダーの下側で2、3回捩れてて必死に捩れを戻し、その後も捩れを見ると直したくなり…
通常イヤホンケースは100均で良い派なのに、このイヤホンにはオーテクのAT-HPP300を800円出して買って使い終わる度に綺麗に巻いてます。
ケーブルの見た目のおかげで他のどのイヤホンよりも丁寧に扱っているけど、捩れを直そうとして断線しないか心配になってくる…

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最後に


ボーカル最強ホンの名は伊達じゃなく、特にカヒーナさんの曲はジャストフィットで
このタイミングでカヒーナさんのクロビ音源がまだ買えることに気づいて、購入して本当に良かったですね。。。
使いはじめ直後はどこまで耳に挿せばいいのか解らず、最奥まで突っ込んで籠りすぎでしょ、とかなったので今では程々に挿して使ってます。

これまで高解像度寄りのヘッドホンやイヤホン、安価なイヤホン含め弱ドンシャリ系のイヤホンばかり買っていたので、かまぼこ系イヤホンで満足感を得られるか不安だったのですが、ハマる曲では抜群の打点を叩き出せるイヤホンですね。
自分の場合は上記の通り取り回しが悪いと感じてしまい、外でサッと出して使えないので家でじっくり聴く時に使っていこうかと思ってます。

捩れを戻そうとして断線したら怖い。かといって放置したらどんどんクセになって取り返しがつかなくなりそうで。2年保証があるとはいえ既に店頭在庫のみで家電量販店やeイヤと言った主だったお店からも消えてますしね…
現時点ではまだAmazonで安定在庫があるので新品を手に入れるならラストチャンスですね。(ダイレクトマーケティングマン)
https://amzn.to/2S4oADb

ここ最近の買い物とか

次の記事の前にここ最近のお買い物とか。

 

・クロスビーツ収録曲が入っているCD

サービス終了後REV.も近隣店舗からなくなり、その分を音源集めに費やすようになったようで。

  • My Future, Your Memory/EmoCosine(Crystal Ribbon収録)
  • HART CORE/Zpinkpong(Here comes the sun~For You~,Human Nature収録)
  • ∀rkadia/Sakuzyo(Amateras.FarthestEnd収録)
  • FOOLISM/Ryunosuke Kudo(Iroha収録)※既刊

  •  Fleurix/Senzai(Sestea収録)
  • AD:TRANCE7/V.A.(Lotus Love,Otherside,Strayer収録)
  • Rave-SLave 2018/Cranky(Go Away,The Epic収録)
  • Rave-SLave 2017/Cranky(HISTORIA収録)※既刊

秋M3、冬コミと連続で複数枚CDを買い込む事に。

 

正直な話、物理的制約でCDという形で買いたくはないんですが、カプコンに限らず電子配信は許可しないらしく、どこもかしこもCD限定収録とかになってて買わざるを得ないのが辛いところ。

なお、明日にはさらにカヒーナムジカのCDが届く模様。

 

・AliExpressからのブツ

イヤホンについては満足してよさそうなものなのになにやらAliExpressで買ったようだけど

交換局から航空機に載せられたはずの荷物がもう一度発送になるのとかどうして。

 

・例のダンボー

箱の中身はなんだろな

XDP-30Rをそれなりに使ってのレビュー

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買ってから随分立ちますが、XDP-30Rについて書いていこうかと。

 

 

 

 

1.はじめに

ガルパとデレステの3DリッチをプレイアブルでプレイしたいとかでiPad Pro(10.5inch)を昨年3月に買い
その勢いを買ってかクロビ含めた音ゲープレイに一ランク上のイヤホンを買おう、
Roseliaのアルバムを聴きたいしいっそDAPも用意しよう、という理由で購入したのが
2018年4月頃に購入したRHAのT20i(イヤホン)とPioneerのXDP-30R(DAP)になります。

昔は同人、商用に関わらず音ゲーのCDを買い漁ってた時期があるのですが2010年代からは
あまりCDを買わなくなったものの、クロビのサービス終了を受け
録音はなんとかなりそうなので再生する環境をスマホでなくPCと簡易なDACにするか
DAPを用意するかで考えた結果上記組み合わせで用意することに。
T20iに関しては以前からT20のほうに目を付けていて、半ば片想いをこじらせた格好での購入でしたが…
XDP-30Rについてはスペックで検討した結果、かつ当時は投げ売り状態だった事もあって選定しました。

そんなわけでDAPを使った印象を書いていきます。
使用したイヤホンは上記のRHA T20i、ノズルは通常のノズル、イヤピをSpiralDotにしています。
手持ちの音ゲーiPhoneであるiPhone6s PlusとDAPの両方にwav音源を入れて比較視聴していきます。

 

2.音質レビュー


〇Another Essence/RAM (0.0.1より)
RAMお得意のドラムンベース、って何かで見た書き方だけど。
ドラムン地帯はもちろんだけど、イントロの空気感と音の広がりを見たくて選定。
ハイハットの明瞭さが増し、ブレイク前の地帯(2:00台)での空間の広がりが増している感じ?

Opera of the wasteland/Roselia (Anfangより)
なんかこの曲にハマってしまって勢いでe-onkyoでアルバムを買ってしまった
DAPを買う動機付けになった曲だったりします。
FLACで買ってますが評価の為にWAV/44.1kHzに変換して視聴しています。
ボーカルの明瞭さが増し、ギターのエッジがより強調される感じでしょうか。

〇everKrack/GLAY (G4・II -THE RED MOON-より)
オーイエ!!(言いたいだけ)
ディストーションの強いギターは一音一音の分離が良くなり(スネアも同様)
HISASHI…じゃなくてTERUのボーカルも伸びがよくなりました。

〇WATER BLUE NEW WORLD/Aqours(WATER BLUE NEW WORLD/WONDERFUL STORIESより
今のメインイヤホンを購入検討していた際にレビューサイトを見回っていたとき、
某ブログで「録音の音質がやたら悪い」と指摘されていたので、じゃあ比較してみようと。
ハイハットあたりの後ろの音がやんちゃする(刺さり気味になる)感じが少し薄れて
ボーカル(中域?)の厚みが増したと感じられました。

 

3.音質アップ機能


ハイレゾ音源の再生に対応しているXDP-30Rですが、通常のCD品質音源を高音質化する機能も勿論備えています。
・アップサンプリング
・Hi-Bit32
・ACG駆動
詳しい仕組みについてはONKYOのDP-S1のページを参照頂くとして

www.jp.onkyo.com

ここでACG駆動に関してはオンキョーパイオニアの独自システムになっており、簡単に書くと
アンプをバランス接続時には2つ使うアンプの出力をnegative分をGNDにすることで
再生時の安定性を強化できる・・・というものですが、
ここで重要なのは3.5mmアンバランス(一般的なイヤホン)を
3.5mmメス→2.5mmオス変換プラグを用いて変換して2.5mmジャックに挿すことで
上記の恩恵を受けられるという点。
そんなわけでG&Vの3.mm→2.5mmも購入して3.5mm接続時と2.5mm変換、ACG接続で聞き比べました。

https://amzn.to/2Fu2TFQ

 

 

アンバランス接続に比べてボリュームが上がって音場が広くなることが解ります。
自分の耳ではアップサンプリングとHi-Bit32に関してはそこまで違いを感じられなかったのですが
アンバランス接続のイヤホンでも音質アップの恩恵が受けられるので、追加購入する価値はあるかと。
(変換ケーブルで繋いでも『Balance』で聴いてはいけません)


4.その他機能面

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2018年8月末のアップデートによりBluttooth接続にてQualcom apt-X HD接続に対応するようになりました。
アップデート後、Bluetooth設定画面に『aptx HDを有効にする』項目が表示されるように。
ただ、このスイッチはaptX/aptX HD対応のイヤホンでaptX HDを使わないようにするためのもので
aptXと、従来から対応していたSBCを切り替えられるものではないようです。
そんなわけで音質の違いをレビューすることはできず・・・

PCでの専用ソフト、X-DAP Linkは起動してから操作できるまでに時間がかかるのが難。
また、タッチパネルの精度も微妙で曲再生中にイコライザボタンを押したつもりでも
ホームボタンを押してホームに戻った…てことがたまにあります。
あと、2017年発売の製品の癖して接続端子にmicroUSBを採用している点が困りものですね。
おかげでmicroUSBを卒業できません。


5.簡単にT20iレビュー


忘れそうになったのでT20iのレビューも。音質はよく言われるように弱ドンシャリですが
ボーカルも遠くなったりはせずボーカル曲も音ゲー曲もバランス良く聴ける感じです。
困ったのは取り回しの悪さ。タッチノイズの大きさ自体はさほどでもないんですが
とにかく太くてブヨブヨしたケーブルがコンパクトな収納を拒み、タッチノイズを誘発し…
買ったはいいものの使いやすいイヤホンを求めるようになり、LZ-A5購入後はほぼスタンバイ状態。
iOS向けの4極ケーブルモデルの癖にiPhoneiPadに挿したときの接触の悪さも難。
またタッチパネル操作による動作の切り替えも2013年頃のスマホみたいにもっさりしてます。

 

6.最後につらつらと

 

現行品なら買いだのやめとけだの書けますが、もう市場にも残ってないですしね…

自分はクロスビーツの曲を実機から録音しまくって(チケット6000枚以上あったもんな)
その他音源を入れて使っておりますが、タッチパネルの若干の不満を除けば満足して使えています。
欲を言えばBluetoothレシーバー機能を実装して、スマホでストリーミングサービスを起動して
DAP上で再生できれば…とは思うのですが、ONKYOの経営状況的にこれ以上のアプデは望めないかも。
現在は後継品のXDP-20が2.5万円程度で買えるようです。


次回はステマされまくったあのイヤホンについて書く予定です。