iPad mini6に思いを馳せる

顛末

今日(2021/9/15)、iPhone13/mini/Pro、iPad(第9世代)、iPad mini(第6世代)が発表されました。

月に1回も更新しないこのブログの開始最初のほうで、iPad mini(第5世代)を買った報告などしてましたね。

mitoka-mochimono.hatenablog.com

mitoka-mochimono.hatenablog.com

正直にいうとmini5の時ほどの渇望はなかったのですが、それでもmini2の頃から(mini3はスキップ、4は後に中古で手を出しつつも)買い続けているiPad miniなので今回も買うことに。A14採用ともいわれてましたが蓋を開けばiPhone13 Proと同じ5コアGPUのA15。よかったよかった。

mini5の時に無駄に余裕をこいて発売日受取に失敗してしまった教訓から?予約受付が始まっているのを確認するとすぐに購入手続きを行いました。発売日の24日に受け取れそうです。

 

伝統的にWI-Fi+Cellular版を買っていて、前回は64GB版にしたのですが容量がデレステと写真だけでカツカツ気味で色々入れられなかったので、今回は256GB版をチョイス。なんでiPhoneみたいに128GBからの構成にしてくれないんでしょうかね…

やっぱりデレステアイドルマスターシンデレラガールズ スターライトステージ)をやっているだろうということで色はスターライトで。かつてのゴールドを黄色方向に明るくした感じなんでしょうか。さすがにピンクはなかった。

 

スペック比較で気づいたこと

ケータイWatchが詳しいので引用しますが

k-tai.watch.impress.co.jp

ー画面サイズは8.3インチ(2266×1488ピクセル)で、iPad mini(第5世代)の7.9インチ(2048×1536ピクセル)に比べると短辺が短くなり、長辺が長くなっていて、

と実は短編のピクセルが既存のiPadより僅かではあるものの削られているんですね。1ドットの大きさはmini5と同じ、かつ筐体の短辺もmini5と同じ134.8mmということは、フルディスプレイを謡っているわりには縦持ち時の左右は寧ろ額縁が太くなっているわけでそんな退化ポイントを仕込んでどうすんのwって感じです。

iPad Proの11インチが初登場した際、ホームボタン廃止でホームバー(?)強制表示&アスペクト比4:3を崩したことで大多数のサードパーティアプリで額縁な表示になったことで話題を呼びましたが(FGOとかiPhoneXでも長らく額縁でしたね)、今回のminiもこれまでのiPadにない画面比率ということで額縁化はもちろん、縦の解像度が従来より削られたことで横は左右に黒帯ができるのに縦は上下が見切れている、みたいな混乱がまた起こりそうでそんなことにワクワクしながら待ってます。

 

ケースとフィルム、発売日までに手に入るかなぁ…。UQモバイルのsimも5G版に交換しておかないとなぁ。前日が休日で良かった(繁華街にUQスポットがあるのでそこで変えてもらう予定)

おうちビーツ環境を完成させたらオーディオ沼に嵌ったような人になってる話

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おうちビーツ用のラックの組み方の記事を書いておいて、おうちビーツの事自体を書いていなかった訳で

イヤホンとかDAPの買い方でも解る通り(?)私は環境を揃えることについては凝りに凝ってしまうほうでして。買い物好きともいう。そんなわけで我が家のおうちビーツが一応の完成を見ているので書き連ねていきます。

 

○ラック

前回記事からさらにパーツを追加し、スピーカーを載せるスペースを増設しました。
元は4000円のワードローブをベースにしていたはずですが、もはや面影も何もあったもんじゃないです。
それでもワードローブを買わずにパーツ単品だけで揃えるよりは安いので節約効果はあったというべきか。およそ2万円強です。

○ヘッドホンアンプ

Drop+THX AAA 789を購入しました。7月上旬に到着したんだったけな。34000円+関税1900円くらい。

drop.com


おうちビーツ環境にバランス接続で音を出す意味は特にないけれど、手持ちの資産が4.4mmバランスで揃えてしまったのでバランス接続可能な機種で選びました。
Toppingとかの中華製も視野ではあったのですが、XLR→4.4mmへの変換プラグの代金を加味してもお買い得だったので。後日レビューできればと思います。
その変換プラグですが、昔から愛用している安心と信頼のddHifiがXLR44Bという変換プラグを出していたのでこちらも併せて購入しました。4千円強。
最近国内代理店から正式販売されたようですね。

av.watch.impress.co.jp

 

○サブウーファー(+スピーカー)

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Irohaとかのウーファー聴きまくりな曲を再生するならウーファーも欲しい…
拘り過ぎて初期投資が膨らむのが悪い癖なのは解っているので、ウーファーはオークションやメルカリで中古の良い感じの製品を探そうと決めていました。
色々あってPM0.3とセット出品されていたFostex PM-SUBminiに落ち着きまして。14000円だったかな。ウーファーを決めたらスピーカーも生えていたパターン。
付属していたフジパーツ製のステレオミニ→RCA変換ケーブルが全く音が出ない故障品(なんでそんなのつけたんだ)なのに気づかず、まともに検証しないままウーファー用にアンプを買うなどという間抜けをやりましたがケーブル交換で無事音が出るように。
おまけのPMなんというか置き換え対象のCreative Pebble V2と比べても然程音の良さを感じないというか…進化が激しかったということなのか。
そんなわけで結局満足できずに大口径かつバランス接続できるスピーカーを態々eBayオークションから仕入れてしまう。もともとの評判はいいし出品者も手慣れた業者のようで心配はしてないけど、仲介業者がちゃんと仕事して届くのやら…

 

 

 

○その他

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スピーカーのところでも映ってますが、スピーカー/ウーファー用にオーディオボードなどと呼ばれる石を買っていたり、スピーカーにはオーディオテクニカ製のインシュレーターを三点設置で置いていたりします。スピーカーについては一応コルクマット直よりは音が締まった感じですね。
基板からHPAに繋ぐ3.5mm→RCAケーブルはなんでもカスタムしてくれると評判のXINHSよりカスタムしてもらったもの。某青島と同ケーブルとのこと。素晴らしいケーブルではあったのですが6000円くらいしちゃったので、スピーカー用には音光堂さんのmogami 2534使用のケーブルに変更しました。3000円強。これもなかなか良かったので、そのうち買い足そうと思っている4.4mm→XLR3ピンx2変換ケーブルもこちらでお世話になろうかと思ってます。

https://www.amazon.co.jp/gp/product/B01GOEQK6S/ref=ppx_yo_dt_b_asin_title_o08_s00?ie=UTF8&psc=1

さらに電源タップにノイズフィルタ機能付きの電源を。6口でも足りない場面があるので8口のものを買いました。5000円。

 

○追記 Edifier S2000Pro

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ウーファーの項で書いた通り、追加で買ってしまったスピーカーS2000Proが本日届きました。

とかくでかくて音が凄い。もうフロントスピーカーだけなら筐体を超えた疑惑。ここまでかけた額がラックを除いても6桁に到達し、目出度くオーディオ沼入りした感じですかね。

これ以上を求めるとウーファーはエントリー級なのでともかく、スピーカーにしてもHPAにしても単品で6桁クラスを買わないといけなくなってしまうので上がりでいいんじゃないでしょうか。。。

おうちビーツ用メタルラックを組む話

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おうちビーツを導入して結構立つ(音面貧弱だけど)のですが、メタルラックをぼくがかんがえたさいやすのくみかたで組んだので記録に残しておこうかと思います。
組むにあたってしんくまさん、舞戯さん、ぱらどっとさんの組み方を参考にさせて頂きました。
なお、自分の組み方はの目標としては
・身長170cm前後の方向け
・モニタはアーケード純正(周囲のガワは外した状態)
・リーズナブルさと見た目の良さの両立を目指す
というものになっております。


○購入するもの

メタルラックにはエレクターやらアイリスやらルミナスが有名どころで、他ノーブランド品が色々ありますが
主要ブランドで組んでおいたほうが色々パーツに融通が利くと思います。ひとまず私はルミナス(ドウシシャ)で揃えることにしました。
ある程度の剛性と見た目を重視してたらラック本体以外のパーツが1万円を超えてしまいました。(価格は購入当時の目安)

ドウシシャ クローゼット・ワードローブ ラック本体のみ 幅91.5cm EL25-90183(3,990円)
ベースとなるラックです。ルミナスではなくドウシシャブランドで展開されている廉価モデルですが
90cmのポール4本分のお値段で棚板3枚付きだと思えば気が楽です。
5000円前後でもっと棚板の数が多いラック本体が買えますが、棚板はそんなに要らないということで安さ優先です。

パーツ①
ドウシシャ(Doshisha)メタルラックパーツ ウッドシェルフ/ブラウン(耐荷重80kg)90x45cm ウッドシェルフ(6,296円)
とはいえ、モニタを置く棚板としては上記ラックの棚板は不向きです。普通にモニタを置くと15㎝x5cm四方のごく一部に自重がかかり
棚板のワイヤーが横方向に張られていることから付属の棚板にモニタをそのまま置くと長期的には変形する可能性が高いです。
上記商品はラック付属の棚板と耐荷重こそ同じであるものの、文字通り板全体と棚板裏面に貼られた縦方向のフレームによって支えられるため変形に強いと思われます。現に2週間近く設置しても見た目曲がっているように見えません。
ラック本体より高い棚板は…ということであれば
ルミナス ポール径25mm用パーツ 棚板 スチールシェルフ(耐荷重250kg)ワイヤー奥行方向 1枚(スリーブ無し) 幅91.5×奥行46cm SR9045(2,980円)
でも代用できると思います。これも付属のラックとは違い縦方向にワイヤーがびっしり貼られています。

パーツ②
・ルミナス ポール径25mm用パーツ 補強パーツ ワイヤーバー幅・奥行き91.5cm用(スリーブ無し)25WB090(889円x2本)
・ルミナスポール径25mm用パーツ ポール(支柱)延長用ポール 30cm(2本セット)高さ30cm ADD-P2530(1,180円)
ラック上部の仕上げ用です。なお、ポールについては見栄えを考慮しなければラック本体のポールを流用すれば不要です。
その場合の仕上がりイメージはこちら

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パーツ③
カーボーイ 安心クッション L字型(大)90cm ブラウン
モニターを支えるためのクッションです。

パーツ④
ルミナス メタルラック用パーツ 取付部品 スリーブ(4個セット) ポール径25mm用パーツ φ3.5×4.5cm IHL-SLV4S(221円x2)
スリーブがラック本体の付属品だけでは足りなくなるので買い足し

パーツ⑤
アイリスオーヤマ ラック メタルラックパーツ 硬質クリアシート 幅89.2×奥行43.3cm スチールラック MR-91E
いやだって、アイリスのほうが素材がコルクであれウッドシートであれ安いし…
とりあえずクリアシートはジャストサイズ、コルクシートは少し大きすぎたことを報告しておきます。お好きに。

あと、100均でゴムハンマーかプラスチックハンマーを調達、両面テープやタオルも用意しましょう。

○ラックの組み方

①下側部分を普通に組み、付属の棚板も取り付ける
説明書通りにポールを立て、棚板も好きな位置に決めて組めばOKです。

②上部用ポールから目隠しキャップを拝借し、手前側のポールにはめ込む

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マイナスドライバーを隙間に突っ込んでやればキャップが取れますので、それを手前側の下部ポールにはめこみます。

③後方のポールに上部のポールを取り付ける
別に購入した30cmのポール(買ってない場合は本体の付属品のポール)を後部ポールに取り付けます。

④モニタを置く棚板を取り付ける
手前側のポール最上段の位置にスリーブをつけて別に購入した棚板を取り付けます。

⑤ワイヤーバーを後方のポールに取り付ける
一つ目のワイヤーバーの高さは天板の棚板から23㎝位になるようにするといいです

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もう一つは普通にポール最上部でOKです。

⑥クッションをモニタ下部の接地面に取り付ける

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モニタ下部の凡そ15㎝位の部分が棚板と接地するので、ここにクッションを取り付けます。

⑦余ったクッションをワイヤーバーにぶら下げ、モニタを設置して完成

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クッションをワイヤーバーに取り付け(特にテープで固定する必要はない)、モニタを設置します。
この時、棚板手前側から5cmほど奥側にクッションを付けたモニタ下部を置くといい感じの角度になります。
自重でモニタが固定されるので、とくにモニタを固定する必要はありません。


○つくってみて

自分は身長180㎝以上あり、ちょっと高さを稼ぎたかったことから15㎝の延長ポールを4本買って一番上の棚板を上記よりも少し高い位置で固定しています。実際の写真で手前側のポールが棚板からはみ出す格好なのはそのためです。
プレイしてみたわかったのですが、事前に板を敷いていたもののタップでモニタが少しぐらついたのでゴム板でも敷こうかと考えております。
脚の部分をルミナス ラック スチールラック スチールシェルフ メタルシェルフ ルミナス 25mm/円形アジャスター4個セット(直径5.5×取り付け時高さ1.5cm)
に変えてみてもいいかもしれません。

外堀から埋めていっている話(crossbeatsREV. 自宅環境の構築)

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いよいよ #おうちビーツ を実現すべく、下調べと準備を始めております。
外堀から埋めようということで、基板以外のものから集めることにしました。
REV.を導入するにあたって筐体毎買うか、基板とタッチパネルその他動作に必要なものだけを揃える(最小構成)かは人によって分かれますが、私は後者を採ることにしました。賃貸住宅に200㎏は重すぎるって…

最小構成に必要なものとなると以下の通りです。
・基板
ヤフオクで買うと高い確率で電源が入るだけで何もできないオンライン版をつかまされます。そんなのが45000円で落札されます。ヒエッ

・タッチ操作に対応したディスプレイ
純正があればそりゃいいですが出回りがあまりなくバックライト切れの恐怖もつきまといます。
シアトリズムやLoVに使用されていたタッチパネルであればそこそこで回りがあるようですし、そちらのほうが取り回しやすいのでそっちを狙うのも手でしょう。

・テストモードに入る為に必要なPCB(準備済)
テストモードに入ってフリープレイ設定や閉店設定を変更しないと自由にプレイすることができません。テストモードに入るために必要なPCBはオークションで一時3万円で取引されたりもしましたが…
大っぴらにしていいのかどうかはちょっと解らないので疑問に思った方はツイッターなりで問い合わせてください。
一ついっておくと、相当に不器用でもはんだ付けは難しくありません

 

 

プレイ環境の構築に必要なもの
・プレイ環境の構築に必要な台(テーブルやメタルラックなど)
LoVあたりのモニタであれば幅80×奥行35くらいのメタルラックでOK、純正モニタだと最低でも幅91×奥行46のメタルラックが必要なようです。まあこのサイズが一番お安く買えるのですが。設置スペースが大変
・音を出すためのヘッドホンアンプやスピーカーなど
PCBを用意しない場合、基板のサウンド出力から直接取らないといけないのですがこれが今一出力が弱いらしいです。それなりにいいアンプを積んだPC用スピーカーを用意するのが普通でしょうか。
またはゲーセンでも使われているようなヘッドホンアンプを用意するか。
ゲーセンでよく見かけるのはオーディオテクニカのAT-HA2ですが、これはホワイトノイズ多めで家で使うとかなり気になってきそう。今一番迷っているのがここだったりします。

iFi ZEN CAN(無印orSignature) 実売28600円(Signature)
http://ifi-audio.jp/zen/zen_can_signature.html
エントリー帯で今一番よく売れているHPA。REV的視点で見るとPCとステレオミニプラグでもステレオミニ-RCAケーブルでも接続できると親和性が一番高く、イヤホンへの接続も6.3mm変換プラグを用意すればいい(ヘッドホンなら6.3mmプラグくらいは付属してるだろう)のでコンパクトなのも含めて良さそう

DROP THX 789 Ampfiler 実売299ドル+送料15ドル

drop.com


何かTHXの新しいテクノロジーで低ノイズを実現しているとか。以下のブログが詳しいです。

【レビュー】ハイエンドアンプを凌ぐHi-Fiヘッドホンアンプ「Massdrop x THX AAA 789 Linear Amplifier」 – バニラソルト


本体はZEN CANに少し上乗せする程度で買えますが、販売元がDROPという特殊な形態かつ海外発送でサポートも英語なのが難。
接続性で言えば出力に一般的な3.5mmイヤホン端子があるのはいいのですが、バランス接続が4ピンXLR限定なのがかなり難。変換プラグ(なぜかDROPでは2.5mmバランス変換プラグのみ製品化しているが4.4㎜版はない)をガレージメーカーから買う手はありますが…この件はそのうち書きます。

Topping A90 実売55000円

 

www.amazon.co.jp


中華アンプ。スペック番長的な感じでTHX789同様コスパがいいとはされておりレビューも概ね好意的ですが、ハイエンドアンプに耳が慣れていると不満が出るようでそういうブログも上がっているのが気になっていたり(商品名+閲覧注意でググると出る)

なお、配信用の音声出力まで考えるとZEN CANはちょっと難あり(イヤホン側がバランス接続必須)、その他はイヤホンとは別にRCA出力があるのでその点は良さそうな感じです。

・基板とディスプレイその他を接続するケーブル類(準備済)
基板やディスプレイのの電源入力が特殊なので、基板に付属していない場合準備が必要になります。
私の場合は人に頼んで作ってもらいました。

 

 

早いとこHPA決めないとなあ

ヘッドホンアンプも試してみたくなった話(SOUND TIGER Grande)

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HPAもなんかほしくなったらしい

M6ProやDX220MAXでもそれぞれ理論上は高インピーダンスのヘッドホンも鳴らせるし音も十分良いのは承知なのですが、以前確認したESSENCE AUDIOが作成しているステレオミニミニケーブルJE-FI1-S繋がりで目に入ったのがSOUND TIGERです。

sites.google.com


DX220MAXからでも音質向上を確認(個人の感想です)と謳っていたり本当かなと思いつつもボリューム無しの電池式とかいうなかなかピーキーな仕様も含めおもしろそうかなと思い試してみることにしました。

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自前の充電器まで用意しちゃってやる気マンマンである。手前の箱は無視してくだされ



レンタルセットには最新のGrandeモデルのみ2種のセットと、従来製品を含めた4種のセットの2つがあり、テスト用に制作者が推奨する富士通ニッケル水素電池やミニミニケーブルも付属します(画像にある充電器付きのは私の私物です…)。

私は2種セットをレンタルしましたが、宅急便コンパクトで送られてくるので送料負担は1000円もかかりません。返送時のみ送料負担です。

 

・Sound Tigerの注文はSound Labo AIMSで。

soundaims.thebase.in

・レンタルセットの申し込みははんてんさんのツイッターまで直接連絡をお願いします。

はんてん@うつせみワークス (@chiacchiere_) | Twitter

 

機種ごとの違い

基本的にLow Noise editionを購入するつもりなので簡潔に…と思ったのですが。
Super Classic Monitor edition(SCMe)はM6Pro直挿しの音量でいうと5~6段階くらい音量がアップ(MAXなら1時くらいノブを上げるくらい)Low Noise edition(LNe)では直挿しと同じ音量でという感じ。まあこちらは1倍ですしね。
ドンシャリというか、静寂さや高音域の鮮やか、ベースラインの力強さがより強調されるので聴いて楽しくなるのがSCMe、細かい音も広いやすいのがLNeということになると思います。
SCMのほうが好ましい鳴り方をしたため、SCMeで聴きこむことにしました。次項以降もSCMeの話です。

 曲を聴きこんでみて

MAXを聴いて感想をまとめ終わった頃に到着したので曲がDX220MAXの時の使いまわし。いや、普通こういう時に聴く曲は固定するものだってわかってはいるんですよ。DAPとHPAで違うけど
DAPはSHANLING M6ProからJE-FI1-Sで接続、プレイヤーはneutron、イヤホンはA8000+DarkJade4.4mm+Symbio Fイヤーチップです。
DX220MAXでもやったんですがまあ基本的な傾向は同じで、DX220MAXがもともと持ってるクリアさがより強調されたりしました。

・One Last Kiss/宇多田ヒカル ※AmazonMusic HD
ベースラインの力強さや、アウトロの静寂さがより強調される感じに。シンセのキラキラした高音の抜けの良さも強調されるのですが少し刺さり気味になるかも

・聖なる夜の祈り/Aqoursジングルベルがとまらない C/P)※AmazonMusic HD
こちらも傾向としてはOLKに近いですが、刺さるほどの高音成分は含まれてなかったようで純粋に音の厚みが増した感じになりました。


・Strayer/Taishi(AD:TRANCE 7より)
・Frgmnts/Nyolfen(Frgmnts/Planet Callingより)※SoundCloud
どちらの曲も陰影がより強調されるところは共通してます。
Frgmntsだと冒頭のノイズ部分がより細かな描写になり、Strayerのワブルベースの力強さも増す感じです。


サンカヨウ(Game Ver.)/ユアミトス(SEVEN's CODE vol.4より)
弦楽器、ピアノ、ドラムの各楽器の生音感が増し、さらにベースラインの力強さも増してくる感じ。この曲が一番わかりやすいですね。


買うことにしました

総評すると美音系のアンプで、特に生演奏系統の曲に強いアンプだという感想になりました。M6ProのようなミッドハイのDAPからも確実な音質向上は実感できるかなと思います。
DX220MAXのような超弩級DAPからでも効果はありますが元が更に音質が良いだけにどう考えるか。
私としては効果を実感はできたのでSCMeを予約注文させていただくことにしました。
ただ、家内制手工業なうえに現在注文が集中しており、注文から送付まで2か月程度かかるようです。
自分としては資金を貯める猶予があるのでちょうどいいかな、ということで。自分が買うときはESSENSE AUDIOさんにL字ミニミニプラグを特注しようかと思います。

MAX220…じゃなくてDX220MAXがうちに来たけど、ちょっぴり優先順位を間違えた気がする話

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なんかやってんな、というよりやっちゃってんな、って感じですが

国内200台限定のDX220MAXが手元に来ているわけです。譲ってくれた方ありがとうございます。


○なんか買い手募集されてたのに飛びついたわけで

譲ってくれた人がほぼこれについての書き込みをしていないので詳細は伏せますが、DX220MAXの買い手を募集されていた方が居たので慎重を期して(電話番号確認とかもした)やりとりの上で振込と発送と相成りました。
保護フィルムが初期のものが貼ってあったままだったのでビザビのフィルムに換装。ケースも付属は使いたくないので社外品を求めたのですがまるでなく(そりゃ全世界1000台しかない市場に作ってもな)
探し当てたのがウクライナのVALENTINUM(https://www.etsy.com/jp/shop/VALENTINUM)という革職人のブランドによる本革ケース1万円超え。ケースにここまで金を掛ける羽目になるとは…

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このケース、本革の高級感もあり角の保護性能も高そうです。(ボリュームノブから落とした時だけ壊そう)、磁石を多用しているのをどう考えるかはありますが…


〇曲を聞きかじってみて

メイン機種であるSHANLING M6Proと聞き比べしてみました。

プレイヤーはneutron、イヤホンはA8000+DarkJade4.4mm+Symbio Fイヤーチップです。


・One Last Kiss/宇多田ヒカル ※AmazonMusic HD
DX220MAXのほうが横方向の広がりがある感じですね。ボーカルの距離感はどちらもそこまで変わらないです。

 

・聖なる夜の祈り/Aqoursジングルベルがとまらない C/P)※AmazonMusic HD
一番音質がマシらしい。かつ今回聴いてみた曲の中で一番違いがわかったらしい。
響きが重厚で、特に3:20以降のベースラインの重低音がより低い所までMAXは出せていると感られます。


・踊るFLAGSHIP/小日向美穂北条加蓮佐藤心THE IDOLM@STER CINDERELLA MASTER 3chord for the Dance!より)
特にアウトロが大好きでそこを集中的に聴いてみたものの明確な違いが見いだせず。あれ、クソ耳…?


・Strayer/Taishi(AD:TRANCE 7より)
好きな力強い系トランスにしてみます。トランスのわりに残響感も欲しい曲だったりしますし。

2:10あたりに入ってくるワブルベースの刺激、メインフレーズでの高音域低音域の出方は然程違いを感じず。アウトロの余韻の響きがMAXのほうがよく響く感じでしょうか。

 

・Frgmnts/Nyolfen(Frgmnts/Planet Callingより)※SoundCloud

soundcloud.com


空間表現を重視したい曲調の320kbpsMP3。

重低音部分の量感がMAXのほうが出てくるくらいでしょうか。電子音関係ではあまり差が出ないのかもしれませんね。

 

サンカヨウ(Game Ver.)/ユアミトス(SEVEN's CODE vol.4より)

linkco.re

youtu.be



というわけで生楽器の曲へスイッチ。

ベル音等の高音の煌めきがMAXのほうがより鮮やかに鳴ってくれ、かつベースラインの一音一音の分離と響きも良い感じになりました。
これもわかりやすいほうかも。


総合してさすがに超弩級DAPだけあって硬質な鳴らし方も空間表現も低域の厚みもさすがというか。
でも想像していた以上にM6Proが健闘してしまった感じです。低域の表現が少し見劣りする程度でしょうか。電子系音楽好きにとってはジャンプアップする…までは


○オーディオ趣味の終わり…?

しかし、A8000に16万以上、MAXにも同等以上にかけて気づくわけです

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もう、とっくにcrossbeatsREV.の筐体が買える値段だと。(A8000の時点で超えてるだろ、てのは無しで)
筐体自体は大きすぎ重すぎで難しいですが基盤とディスプレイだけなら広めの部屋に引っ越したこともありメタルラック等で環境を組んでもスペースは足りるんですよね。
長いことその音楽を楽しむために散財し続け、後継作にも課金して楽曲もサブスク、CD問わず聴いてますがいよいよ筐体そのものが欲しくなってしまいました。夏前後を目途に環境を揃えられたらと思っております。
それまでは現時点で欲しいものについては揃える予定ですが、それ以降は趣味としてのポタオデ集めはフェードアウトしそうです。
とりあえず、あと2回ほどネタのストックはあるのですが、それ以降は別ジャンルの投稿が始まるかも?

A8000のリケーブルで右往左往する話(ESSENCE AUDIO編)

前回前前々回はA8000を購入した中華オーディオメーカーのハイエンドケーブルでリケーブルしようとした日記でしたが今回は購入前の貸し出しサービスを利用した試聴機のレビューになります。
前回と同程度以上の時間をかけて聴いてはいますが、あくまで試聴ですのでお断り。

なんでそんなところに行きついたの

Twitter上のとある方のダイマによりESSENCE AUDIO(@ESSENCE__AUDIO)さんのJE-F1-SがA8000にいいと言うことで急に気になったのが1月中旬ごろ。
オーダーフォームから見積りしてもらったところ、別の製品と共に試聴機を貸し出してもらえることなったのでレンタルした次第です。

なお、試聴した曲は前回と同様に
・Stage Bye Stage/P.C.S&TP&PP((略)Pretty Liarより)※冒頭15秒のみ
・Strayer/Taishi(AD:TRANCE 7より)
・Brand new!(Game Version)/辻野あかり(梅澤めぐ)、砂塚あきら(富田美憂)、桐生つかさ(川瀬茉希)(THE IDOLM@STER CINDERELLA MASTER Never ends & Brand new!より)
サンカヨウ/ユアミトス(SEVEN's CODE ZERO vol.4より)
・FORCE Interval Build/96(BLACK ALBUMより)
・SWALLOW SMOKE/Frums(SEVEN's CODE ZERO vol.4より)
を使用しています。

ESSENCE Audio Original Wire 16Core Cable(ESSENCE AUDIOオリジナル国産銀メッキ銅線を使用した16芯のリケーブル)

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オーダーフォームから相談した時に最初におすすめされたケーブルになります。
1つの芯あたりではシルバーコートケーブルよりも少し芯線を16本使用しており、太さとしては細めの中華16芯よりは少し太いかな?くらい。
同社にはJE-F1という銀メッキ線もあるのですが上記カッコ内の呼称で案内されたので違うものなのでしょうか。
中の人曰く、「情報量が多くキレ、音の厚みが良いと使用者から感想を頂いている」とのこと。

リケーブルして聞き比べたところ、高域の刺激感はやキレは同等でボーカルの艶感の変化はそこまででもないものの、重低域音についてはシルバーコートケーブルよりも少し量感が増え、これが音の厚みとして聞こえてくる感じだと思われます。
情報量が増えるかというと正直変化はこちらも大きくは変わらない印象。「聞こえなかった音が聞こえるようになった」感じではなかったです。
音の分離感もキープできてる感じなので分離感をキープしつつ少しだけ重低域の量を稼げる、が自分としての結論。

 


JE-F1-S

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今回の本命。
Twitter上のとある方のダイマのケーブルがこちらでその人曰く「中低域の量感が増え、全体的に音場が広く感じる」「シルバーコートケーブルに戻すと低域が軽く感じる」とのこと
ESSENCEの中の人に16芯をオススメされたメールの中で話に出なかったのでこっちはどうなのかと返信したところ
・「ケーブルが太いため、取り回しを重視する場合はお勧めしない」
・「16芯と解像度は遜色なく、16芯より左右のセパレーション、音場感にフォーカスしたケーブル」という返事を頂きました。
で、実際に届いたのがコレ。太すぎる…そりゃ取り回し重視ならオススメしないですね。
もともとはステレオミニミニケーブル用の製品からのスピンアウトらしく、ケーブルもそれと同じなためイヤホンケーブルとしては信じられないくらい太く、取り回しにも大きなマイナスの効果が。
ケーブルスライダーがないので、もしオーダーする場合はダイマの人曰く「分岐先を25~27cmにして、耳掛け加工をつける」と良いとのこと。

このケーブルだけ
・Aurora's Theme/Cranky(Rave-SLave 2019より)
・あらかねの器/藤原肇(cv.鈴木みのり THE IDOLM@STER CINDERELLA MASTER 056より)
を追加して聴いてます。このケーブルで獲得できそうな余韻と音場感を見ようということで。

音のほうはというと、全体的にベースやバスドラムの中低域が強く出つつ、シルバーコートケーブルだとすっと消える感があるヴァイオリンの余韻が長くなる傾向が感じられました。一方、バスドラムや電子音が激しく鳴る箇所においては少し音がもたついて聞こえる感じがありました。
あらかねに限って言えばこの余韻と中低音の量感がかなりプラスに作用して、曲の力強さが強調される感じが良い感じに。
A8000に足りないのは響きだ、低音だ、という人で音の分離の良さを多少犠牲にしてもいいのであれば検討の余地はあると思います。太すぎるけどね


で、結局どうするのよ

16芯とDarkJadeがまあ近い印象だったのでDarkJadeとJE-F1-Sで決勝戦をやってたのですが、自分としてはA8000の立ち上がりの速さが少し損なわれてしまう聞こえ方がする
JE-F1-Sは(取り回しのまずさも大きいけど)結局自分の望むA8000の出音と乖離してるかな、という結論になりました。
とはいえ、この余韻と音場感が非常に好ましいのも事実でMDR-Z7用に発注するのはいいかもとか考えております。
かといって専用にするには高すぎるし。。。うーむ。