先週末に京都a-choにて年に3回行われているカオスブレイカーの大会に参加してきました。自分の実力は下の上くらいしかない(事前にトレモしててもコマンド精度が致命的)ので牽制と起き攻め拒否のぶっぱができるチーム編成にしているのですが、相変わらずうまい人は普段やってなくてもうまく、毎週のようにトラタワに集まっている関東勢は隙がないというか、最近は関東勢が優勝をかっさらうケースが多いような気がします。
その翌日、帰る前に日本橋のeイヤホンを久々に訪問。店内は流行歌が控えめに流れているものの家電量販店ほど複数の音が重なっているわけではなく、ほかの音に邪魔されず試聴できる環境でした。せっかくなので地元のヨドバシで聴けないようなメーカの数万クラスのイヤホンやらを試聴してきました。
DAPはいつものXDP-30R⁺変換ケーブルでACG接続。楽曲はcrossbeatREV.のサントラよりGLOWとangelik-viceで聴きました。サントラ上で隣り合っている曲ながら片方は響き重視のJ-POP、もう片方はエッジの聴いたシュランツとジャンル分けがはっきりしているので時間がないときはいいですね。(クロビ曲でイヤホン評価する向きが他に居るかは置いておく)
FAudio Passion/TANCHIJIM Oxygen
Passionは10万円以上するmajorの評判が非常にいいFAudioの普及価格帯イヤホン。普及価格帯といいつつ4万近い価格設定にクラクラきましたが確かに高音の伸びの良さと明瞭感、やや控えめながら聞き分けられる低音などが心地良く価格分の音は鳴っているかなぁ、という感じでした。そのPassionと似て非なる…という煽りが目についてOxygenも試聴してみましたが低音がPassionより出つつも中高音のキラキラ成分がいまいち足りない感じでPassionのほうが印象はよかったですね。
Rose BR5 mk2
ボーカルイヤホンと聞いていたのでこちらも試聴。ボーカルの近さと生々しさが凄く感じられ、5BAとは思えない音の自然さでGLOWはドハマり。重厚さはあまりなくangelik-viceはほどほどな感じでしたが、多BAでもいいボーカルホンはあるものだと再確認。
TFZ NO.3 Ti
自分でもT2GやMLEなどの普及価格帯向け機種を買っているメーカー。初期版にバンドルしていたミックス線ケーブルとのシナジーが抜群だったらしいですが、正式版のケーブルもこんなぶっといのを付属ケーブルにするかと思うほど太くてしっかりしたシルバーコートケーブルでした。高音域はTFZらしいメリハリの利いた音ながら低音部分が非常に重厚で、重低音の表現も良く音場も広いときてこれはヤバいな、という感じ。もともとTFZの高音は好きだっただけにハイエンドになるとここまでいい音が鳴るのか、といった心境になりました。なお、このイヤホンだけ付属イヤピを置いておらず、イヤホンについていたイヤピが小さかったので手持ちのスパイラルドットで聴いています。あとちょっと重くて満足な装着感を得るのに苦労しそう。音がとりやすいらしく通常音量16~18程度で聴くところを13程度で丁度良く感じました。
Final B1とB3
自分もHeavenVIを持っているFinalの最新モデルイヤホン。B1がDD+BAのハイブリ(Final初?)でB3が2BAだとか。どちらもイヤピ置き場からfinalEタイプのLサイズを持ち出して試聴。
B3は最近の流行に「寄せた」高音域の明瞭感とタイトな低域を実現しているらしく、実際その通りに聴こえたもののNO.3 Tiの次に聴いたせいか少し淡々と鳴らし過ぎるような感じを受けました。低音域に重厚さと音の広がりを感じられたB1のほうが印象が良かった。装着感は非常に良かったですが(またも)音量が取り辛いらしく、音量を27くらいまで上げて聴きました。
この中だとNO.3が一番感触がよく、次点はB1、以下BR5、Passion、B3と続く感じでしょうか。
で、結局買ったのはeイヤでしか買えないっぽいAET07を含むイヤピだけだという。まあ、旅行でお金使ってますし…