MDR-Z7を買ったらカスタム欲を刺激されている話

 

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前回のケーブルの続き…のはずがなぜかこっちを投稿。

MDR-Z7を買いました。
Z7M2違うんかと言われそうですが、これまたポタオデ仲間の大萩燦先生からの影響で買ってしまったクチです。
一応氏とeイヤホン梅田で聞き比べしてこちらのほうが望ましいと考えての購入でして
後にソニーストアにてもう一度聞き比べしても、何かM2のほうはその弱シャリ気味な特性が既に持っているA8000と被ってちょっとなぁ、となったので正解だったということで。

とかく良い案件を引くまで粘った話

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とはいえ、1月中旬に買おうと決めてから手に入れるまでが難儀。そりゃとっくに廃盤ですしね。
フリマサイトやオークションサイトを色々張り込んで探してましたが、1月下旬にメルカリで1月に新品を購入したという(本当かよ)未使用品が25000円で出品されていて、数時間おきにエゴサしてたのに購入に失敗したときは相当グラグラ来たよね。
結局、キンバー(3.5mm)付きを33000円で落札。最低限必要なリケーブル付きなら納得できる価格ということで。

曲を聴きこんでみて

今回もDAPはSHANLING M6PROを使用しています。普段ゲイン設定をLowで運用していますがZ7に関してはHignで使用しています。
Z7の抵抗は70Ωなのでそこまで高いわけではないと思いますが、Lowだと高音の鳴り方が悪く感じてしまうためです。抜けが悪いというか。意外とハイゲインを要求するんですねぇ。
プレイヤーはいつものneutron、またアンバランス接続なのでDualDAC設定で聴いています。

全体的には低音域が響きがある鳴らし方でこの帯域が一番強調される、ボーカルや高域はそれに反して意外とカッチリと鳴らす、みたいな聴こえ方でした。
J-POP、EDM系統には特に相性がいいと思われます。逆に一部の曲では低域の音が被ってボワボワとしたはっきりしない聴こえ方になってしまいました。

・VIVID WORLD/朝香果林(久保田未夢)※CD

youtu.be


カップリングの別の曲は海苔だけどこの曲は妥当な波形でした。EDM要素が強めですね。
曲調もありますが低域の力感があり、ボーカルの艶感も含めて楽しめる聞かせ方になってます。特にブレイクから3分半あたりのとこですかね。高域の音のクリアさは少し物足りなさもありますが(付属ケーブルの鳴り方よりは全然いいですが)
これはA8000との比較なので、A8000に高域の解像度と分離の良さに張り合おうってのはさすがに難しいかもしれません。


・Brand new!/辻野あかり(梅澤めぐ)、砂塚あきら(富田美憂)、桐生つかさ(川瀬茉希)(THE IDOLM@STER CINDERELLA MASTER Never ends & Brand new!より)※CD

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ハウスのフレーズを置いておけば勝手に良譜面扱いする…ってゲームの話をしてどうする
ちょっとアンニュイになるブレイクからの進行から、メロディラインから、傾向がバラバラなボーカルから、ガチ新人を割と歌い慣れしている二人が挟んでいる構図とか含めて全部好みだったという、自分の中で過去のデレマス曲全てを過去にする曲認定をした曲です。
普段使いのA8000よりベースラインが目立ち、少しキックの音の重なりが気になってしまうところがありますが全体的には非常にアガる鳴らし方をしてくれます。

 

・immaculate(Full)/NAOKI feat.星野奏子(SEVEN's CODE Unlimited Editionより)※AmazonMusic HD

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AmazonMusicHD3か月無料CPの目的であるブンスコ曲からチョイス。バラードですね。

てかこのプレイリスト、アーティストが独自にリリースした曲もリストに入っているけど、ゲーム公式によるこのリリースが初出になるフルバージョン曲がクラシックリミックス楽曲を除外しても25曲以上もあってこれだけでアルバム2枚分、前者も含めれば4枚組くらいにも。ホンマ凄い!凄いからe-onkyoなりototoyなりで単曲で買わせて!

ボーカルの距離は曲調的にも近めで艶感も十分、少しバスが強く出すぎかなと思われる感じではありますが、音場感もあり音楽的に聴ける聞こえ方になると思います。

・mind/mouse on the keys ※AmazonMusic HD

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同じくAmaHDよりブンスコ繋がりで採用。mouse on the keysはピアノ2台とドラムで成るプログレバンド。

終盤にかけての盛り上がるメロディの部分に対して低音のピアノが少し主張が強すぎる感じがあります。

・Banana Fusion/黒沢ダイスケ(BLACK ALBUM3より)※AmazonMusic HD

youtu.be


同じくAmaHDより曲名通りRockFusionな楽曲。
少しベースラインがもたついている感じがしてしまうものの、これくらいであれば許容範囲で序盤のシンセパートも後半にかけてのギターパートも楽しく聴けるバランスに纏まっています。
これより大幅に激しい、間断なくツーバスを踏み続けているような曲だと音が被っているような鳴り方になってしまいました。


・Frgmnts/Nyolfen(Frgmnts/Planet Callingより)※SoundCloud

soundcloud.com


1/25に突如発表されクロビ残党をざわつかせた曲。
というか間違いなくクロビでこの曲を一番やりこんだ私にモロ刺さりした曲ですね。

 

以前に作者からフル音源の発表については全く進展がないという旨のツイートがありかなり絶望視されていたので余計に嬉しかった。
思えばここまでオーディオ類に散在するきっかけもクロビのサ終ですし、その中で高音質で聴きたいアプリ版の曲No.1と言っても過言ではないほど思い入れの強い曲です。
本来規約かなんかでできないはずのWebでの公開の代償からかmp3 320kbps止まり。ほんま

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Z7で聴いていきますと、A8000ではどうしても音源の粗みたいなものが感じられる部分がある程度中和され、低域の残響が曲調にもマッチして音場も十分に広い(A8000が狭いわけではないけど)ためA8000より好ましい聞こえ方になりました。


Z7への投資は続く

A8000を良くするためにガンガン投資していたのに急にZ7とは何故?といわれると自分でも何故?ではありますw乗せられた感はありますがまあ良しとしましょう。ただ低音域のボワついた感が気になったのも事実。
そして何故かZ7もカスタマイズする方向でどんどんいっちゃってます…