MAX220…じゃなくてDX220MAXがうちに来たけど、ちょっぴり優先順位を間違えた気がする話

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なんかやってんな、というよりやっちゃってんな、って感じですが

国内200台限定のDX220MAXが手元に来ているわけです。譲ってくれた方ありがとうございます。


○なんか買い手募集されてたのに飛びついたわけで

譲ってくれた人がほぼこれについての書き込みをしていないので詳細は伏せますが、DX220MAXの買い手を募集されていた方が居たので慎重を期して(電話番号確認とかもした)やりとりの上で振込と発送と相成りました。
保護フィルムが初期のものが貼ってあったままだったのでビザビのフィルムに換装。ケースも付属は使いたくないので社外品を求めたのですがまるでなく(そりゃ全世界1000台しかない市場に作ってもな)
探し当てたのがウクライナのVALENTINUM(https://www.etsy.com/jp/shop/VALENTINUM)という革職人のブランドによる本革ケース1万円超え。ケースにここまで金を掛ける羽目になるとは…

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このケース、本革の高級感もあり角の保護性能も高そうです。(ボリュームノブから落とした時だけ壊そう)、磁石を多用しているのをどう考えるかはありますが…


〇曲を聞きかじってみて

メイン機種であるSHANLING M6Proと聞き比べしてみました。

プレイヤーはneutron、イヤホンはA8000+DarkJade4.4mm+Symbio Fイヤーチップです。


・One Last Kiss/宇多田ヒカル ※AmazonMusic HD
DX220MAXのほうが横方向の広がりがある感じですね。ボーカルの距離感はどちらもそこまで変わらないです。

 

・聖なる夜の祈り/Aqoursジングルベルがとまらない C/P)※AmazonMusic HD
一番音質がマシらしい。かつ今回聴いてみた曲の中で一番違いがわかったらしい。
響きが重厚で、特に3:20以降のベースラインの重低音がより低い所までMAXは出せていると感られます。


・踊るFLAGSHIP/小日向美穂北条加蓮佐藤心THE IDOLM@STER CINDERELLA MASTER 3chord for the Dance!より)
特にアウトロが大好きでそこを集中的に聴いてみたものの明確な違いが見いだせず。あれ、クソ耳…?


・Strayer/Taishi(AD:TRANCE 7より)
好きな力強い系トランスにしてみます。トランスのわりに残響感も欲しい曲だったりしますし。

2:10あたりに入ってくるワブルベースの刺激、メインフレーズでの高音域低音域の出方は然程違いを感じず。アウトロの余韻の響きがMAXのほうがよく響く感じでしょうか。

 

・Frgmnts/Nyolfen(Frgmnts/Planet Callingより)※SoundCloud

soundcloud.com


空間表現を重視したい曲調の320kbpsMP3。

重低音部分の量感がMAXのほうが出てくるくらいでしょうか。電子音関係ではあまり差が出ないのかもしれませんね。

 

サンカヨウ(Game Ver.)/ユアミトス(SEVEN's CODE vol.4より)

linkco.re

youtu.be



というわけで生楽器の曲へスイッチ。

ベル音等の高音の煌めきがMAXのほうがより鮮やかに鳴ってくれ、かつベースラインの一音一音の分離と響きも良い感じになりました。
これもわかりやすいほうかも。


総合してさすがに超弩級DAPだけあって硬質な鳴らし方も空間表現も低域の厚みもさすがというか。
でも想像していた以上にM6Proが健闘してしまった感じです。低域の表現が少し見劣りする程度でしょうか。電子系音楽好きにとってはジャンプアップする…までは


○オーディオ趣味の終わり…?

しかし、A8000に16万以上、MAXにも同等以上にかけて気づくわけです

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もう、とっくにcrossbeatsREV.の筐体が買える値段だと。(A8000の時点で超えてるだろ、てのは無しで)
筐体自体は大きすぎ重すぎで難しいですが基盤とディスプレイだけなら広めの部屋に引っ越したこともありメタルラック等で環境を組んでもスペースは足りるんですよね。
長いことその音楽を楽しむために散財し続け、後継作にも課金して楽曲もサブスク、CD問わず聴いてますがいよいよ筐体そのものが欲しくなってしまいました。夏前後を目途に環境を揃えられたらと思っております。
それまでは現時点で欲しいものについては揃える予定ですが、それ以降は趣味としてのポタオデ集めはフェードアウトしそうです。
とりあえず、あと2回ほどネタのストックはあるのですが、それ以降は別ジャンルの投稿が始まるかも?

A8000のリケーブルで右往左往する話(ESSENCE AUDIO編)

前回前前々回はA8000を購入した中華オーディオメーカーのハイエンドケーブルでリケーブルしようとした日記でしたが今回は購入前の貸し出しサービスを利用した試聴機のレビューになります。
前回と同程度以上の時間をかけて聴いてはいますが、あくまで試聴ですのでお断り。

なんでそんなところに行きついたの

Twitter上のとある方のダイマによりESSENCE AUDIO(@ESSENCE__AUDIO)さんのJE-F1-SがA8000にいいと言うことで急に気になったのが1月中旬ごろ。
オーダーフォームから見積りしてもらったところ、別の製品と共に試聴機を貸し出してもらえることなったのでレンタルした次第です。

なお、試聴した曲は前回と同様に
・Stage Bye Stage/P.C.S&TP&PP((略)Pretty Liarより)※冒頭15秒のみ
・Strayer/Taishi(AD:TRANCE 7より)
・Brand new!(Game Version)/辻野あかり(梅澤めぐ)、砂塚あきら(富田美憂)、桐生つかさ(川瀬茉希)(THE IDOLM@STER CINDERELLA MASTER Never ends & Brand new!より)
サンカヨウ/ユアミトス(SEVEN's CODE ZERO vol.4より)
・FORCE Interval Build/96(BLACK ALBUMより)
・SWALLOW SMOKE/Frums(SEVEN's CODE ZERO vol.4より)
を使用しています。

ESSENCE Audio Original Wire 16Core Cable(ESSENCE AUDIOオリジナル国産銀メッキ銅線を使用した16芯のリケーブル)

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オーダーフォームから相談した時に最初におすすめされたケーブルになります。
1つの芯あたりではシルバーコートケーブルよりも少し芯線を16本使用しており、太さとしては細めの中華16芯よりは少し太いかな?くらい。
同社にはJE-F1という銀メッキ線もあるのですが上記カッコ内の呼称で案内されたので違うものなのでしょうか。
中の人曰く、「情報量が多くキレ、音の厚みが良いと使用者から感想を頂いている」とのこと。

リケーブルして聞き比べたところ、高域の刺激感はやキレは同等でボーカルの艶感の変化はそこまででもないものの、重低域音についてはシルバーコートケーブルよりも少し量感が増え、これが音の厚みとして聞こえてくる感じだと思われます。
情報量が増えるかというと正直変化はこちらも大きくは変わらない印象。「聞こえなかった音が聞こえるようになった」感じではなかったです。
音の分離感もキープできてる感じなので分離感をキープしつつ少しだけ重低域の量を稼げる、が自分としての結論。

 


JE-F1-S

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今回の本命。
Twitter上のとある方のダイマのケーブルがこちらでその人曰く「中低域の量感が増え、全体的に音場が広く感じる」「シルバーコートケーブルに戻すと低域が軽く感じる」とのこと
ESSENCEの中の人に16芯をオススメされたメールの中で話に出なかったのでこっちはどうなのかと返信したところ
・「ケーブルが太いため、取り回しを重視する場合はお勧めしない」
・「16芯と解像度は遜色なく、16芯より左右のセパレーション、音場感にフォーカスしたケーブル」という返事を頂きました。
で、実際に届いたのがコレ。太すぎる…そりゃ取り回し重視ならオススメしないですね。
もともとはステレオミニミニケーブル用の製品からのスピンアウトらしく、ケーブルもそれと同じなためイヤホンケーブルとしては信じられないくらい太く、取り回しにも大きなマイナスの効果が。
ケーブルスライダーがないので、もしオーダーする場合はダイマの人曰く「分岐先を25~27cmにして、耳掛け加工をつける」と良いとのこと。

このケーブルだけ
・Aurora's Theme/Cranky(Rave-SLave 2019より)
・あらかねの器/藤原肇(cv.鈴木みのり THE IDOLM@STER CINDERELLA MASTER 056より)
を追加して聴いてます。このケーブルで獲得できそうな余韻と音場感を見ようということで。

音のほうはというと、全体的にベースやバスドラムの中低域が強く出つつ、シルバーコートケーブルだとすっと消える感があるヴァイオリンの余韻が長くなる傾向が感じられました。一方、バスドラムや電子音が激しく鳴る箇所においては少し音がもたついて聞こえる感じがありました。
あらかねに限って言えばこの余韻と中低音の量感がかなりプラスに作用して、曲の力強さが強調される感じが良い感じに。
A8000に足りないのは響きだ、低音だ、という人で音の分離の良さを多少犠牲にしてもいいのであれば検討の余地はあると思います。太すぎるけどね


で、結局どうするのよ

16芯とDarkJadeがまあ近い印象だったのでDarkJadeとJE-F1-Sで決勝戦をやってたのですが、自分としてはA8000の立ち上がりの速さが少し損なわれてしまう聞こえ方がする
JE-F1-Sは(取り回しのまずさも大きいけど)結局自分の望むA8000の出音と乖離してるかな、という結論になりました。
とはいえ、この余韻と音場感が非常に好ましいのも事実でMDR-Z7用に発注するのはいいかもとか考えております。
かといって専用にするには高すぎるし。。。うーむ。

MDR-Z7のイヤーパッドを交換する話

f:id:mitoka_mochimono:20210309000620j:plainmitoka-mochimono.hatenablog.com

前回はZ7を買った話を書いたわけですが、確かに低音の量感豊かでこれが「ソニーの押していた音」であったのでしょうが、少し低音がボワボワいう感じで気になったのも事実。
イヤホンであれば1000円台でイヤピセットを買ってきたり、ピンキリですがリケーブルをする手がありますがヘッドホンでイヤーパッドを買えるといってもそうそう都合よく手に入る訳ではありません。いや、アマゾンとかAliexpressとか見ると互換品が売ってたりもしますが。
そんな中、MDR-Z7においては後継機種のZ7M2とドライバ口径が同じであり、実際にイヤーパッドを交換した事例も良く見ます。片側税込3960円と決して安くはないのですが、Z7のイヤーパッドの装着感に不満もあったことからeイヤホンでイヤーパッドを取り寄せることにしました。
で、実際に交換には成功したのですが、下調べというか情報が不足しておりイヤーパッドの位置決めに苦戦。3時間近くかかりましたが2時間は位置決めをしていた気がします。後学のために(?)乾燥方法を自分でも記すことにしました。

イヤーパッドを外す

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外す前にイヤーパッドの角度を確認するために写真を撮っておいたほうがいいでしょう。確認に役立ちます。
イヤーパッドを外すにはイヤーパッドを止めているねじを外す必要があります。L側、R側ともにイヤーパッドの下側をめくるとねじが現れるので、これを精密ドライバで外していきます。ねじを外したら反時計回りにイヤーパッドを捻ればイヤーパッドを固定するプラ板ごと外れます。

 

イヤーパッドの形状を確認する

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Z7、Z7M2ともに縦長に穴が開いている形状になりますが、上のほうが少し幅が広く、下側のほうが少し幅が狭まるようになっています。
Z7とM2のイヤーパッドを重ねてみて、赤囲みの止め皺の部分を基準に位置決めするといいでしょう。

 

各々のプラ板を外し、M2のイヤーパッドをZ7のプラ板にはめ込む

イヤーパッドの形状を固定するプラ板を分離し、Z7のプラ板にM2のイヤーパッドを装着します。
この時、イヤーパッドの耳に当たる面の裏側には(Z7M2のプラ板の)突起に合わせた小さな穴とネジの位置に合わせた凹みがあります。
しかし、このプラ板の突起にはめる穴とねじの位置はZ7とM2では全く違う為、これに合わせようとするとイヤーパッドの角度がおかしくなってしまいます。
Z7とM2のイヤーパッド同士をくっつけて、Z7のイヤーパッドにある突起用のに合わせるようにしましょう。ベルト用の穴あけパンチがあればこれを利用するといいでしょう。

 

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  • 発売日: 2016/01/15
  • メディア: Tools & Hardware
 

 

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白丸囲みがM2のプラ板での突起、赤丸囲みがZ7の突起の位置。かなり違うことが解る

位置決めが決まったら、プラ板とZ7本体の突起を確認して時計回りにはめ込み、ネジを止めれば完成です。

 

実際どうなるのか

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一番変化が大きいのが装着感でしょう。ここは確実にM2のイヤーパッドのほうが装着感がいいです。
私はZ7のイヤーパッドでは少し側圧の強さを感じていましたが、M2のイヤーパッドではそれがなくなりました。
また、Z7よりもM2のほうがイヤーパッドの開口部が大きい影響で高域が少し伸び、相対的に低域は僅かに量感が減るようです。イヤーピースでも開口部を広くすると高域が伸びるようになりますが、あれと同じ仕組みでしょう。
低音の分離が少しよくなりボワ付きが軽減されます。さすがにツーバス連続踏みが綺麗に分離されるとまでは行きませんが。

まだカスタムする気があるらしい

イヤーパッドの交換で装着感も改善され、自分の好みの音に近づきましたが、今のところキンバーのアンバランス接続なのでこれをバランス接続にしようと画策中です。キンバーのプラグを交換するか別の方法を取るかは迷い中…

MDR-Z7を買ったらカスタム欲を刺激されている話

 

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前回のケーブルの続き…のはずがなぜかこっちを投稿。

MDR-Z7を買いました。
Z7M2違うんかと言われそうですが、これまたポタオデ仲間の大萩燦先生からの影響で買ってしまったクチです。
一応氏とeイヤホン梅田で聞き比べしてこちらのほうが望ましいと考えての購入でして
後にソニーストアにてもう一度聞き比べしても、何かM2のほうはその弱シャリ気味な特性が既に持っているA8000と被ってちょっとなぁ、となったので正解だったということで。

とかく良い案件を引くまで粘った話

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とはいえ、1月中旬に買おうと決めてから手に入れるまでが難儀。そりゃとっくに廃盤ですしね。
フリマサイトやオークションサイトを色々張り込んで探してましたが、1月下旬にメルカリで1月に新品を購入したという(本当かよ)未使用品が25000円で出品されていて、数時間おきにエゴサしてたのに購入に失敗したときは相当グラグラ来たよね。
結局、キンバー(3.5mm)付きを33000円で落札。最低限必要なリケーブル付きなら納得できる価格ということで。

曲を聴きこんでみて

今回もDAPはSHANLING M6PROを使用しています。普段ゲイン設定をLowで運用していますがZ7に関してはHignで使用しています。
Z7の抵抗は70Ωなのでそこまで高いわけではないと思いますが、Lowだと高音の鳴り方が悪く感じてしまうためです。抜けが悪いというか。意外とハイゲインを要求するんですねぇ。
プレイヤーはいつものneutron、またアンバランス接続なのでDualDAC設定で聴いています。

全体的には低音域が響きがある鳴らし方でこの帯域が一番強調される、ボーカルや高域はそれに反して意外とカッチリと鳴らす、みたいな聴こえ方でした。
J-POP、EDM系統には特に相性がいいと思われます。逆に一部の曲では低域の音が被ってボワボワとしたはっきりしない聴こえ方になってしまいました。

・VIVID WORLD/朝香果林(久保田未夢)※CD

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カップリングの別の曲は海苔だけどこの曲は妥当な波形でした。EDM要素が強めですね。
曲調もありますが低域の力感があり、ボーカルの艶感も含めて楽しめる聞かせ方になってます。特にブレイクから3分半あたりのとこですかね。高域の音のクリアさは少し物足りなさもありますが(付属ケーブルの鳴り方よりは全然いいですが)
これはA8000との比較なので、A8000に高域の解像度と分離の良さに張り合おうってのはさすがに難しいかもしれません。


・Brand new!/辻野あかり(梅澤めぐ)、砂塚あきら(富田美憂)、桐生つかさ(川瀬茉希)(THE IDOLM@STER CINDERELLA MASTER Never ends & Brand new!より)※CD

youtu.be

ハウスのフレーズを置いておけば勝手に良譜面扱いする…ってゲームの話をしてどうする
ちょっとアンニュイになるブレイクからの進行から、メロディラインから、傾向がバラバラなボーカルから、ガチ新人を割と歌い慣れしている二人が挟んでいる構図とか含めて全部好みだったという、自分の中で過去のデレマス曲全てを過去にする曲認定をした曲です。
普段使いのA8000よりベースラインが目立ち、少しキックの音の重なりが気になってしまうところがありますが全体的には非常にアガる鳴らし方をしてくれます。

 

・immaculate(Full)/NAOKI feat.星野奏子(SEVEN's CODE Unlimited Editionより)※AmazonMusic HD

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AmazonMusicHD3か月無料CPの目的であるブンスコ曲からチョイス。バラードですね。

てかこのプレイリスト、アーティストが独自にリリースした曲もリストに入っているけど、ゲーム公式によるこのリリースが初出になるフルバージョン曲がクラシックリミックス楽曲を除外しても25曲以上もあってこれだけでアルバム2枚分、前者も含めれば4枚組くらいにも。ホンマ凄い!凄いからe-onkyoなりototoyなりで単曲で買わせて!

ボーカルの距離は曲調的にも近めで艶感も十分、少しバスが強く出すぎかなと思われる感じではありますが、音場感もあり音楽的に聴ける聞こえ方になると思います。

・mind/mouse on the keys ※AmazonMusic HD

youtu.be


同じくAmaHDよりブンスコ繋がりで採用。mouse on the keysはピアノ2台とドラムで成るプログレバンド。

終盤にかけての盛り上がるメロディの部分に対して低音のピアノが少し主張が強すぎる感じがあります。

・Banana Fusion/黒沢ダイスケ(BLACK ALBUM3より)※AmazonMusic HD

youtu.be


同じくAmaHDより曲名通りRockFusionな楽曲。
少しベースラインがもたついている感じがしてしまうものの、これくらいであれば許容範囲で序盤のシンセパートも後半にかけてのギターパートも楽しく聴けるバランスに纏まっています。
これより大幅に激しい、間断なくツーバスを踏み続けているような曲だと音が被っているような鳴り方になってしまいました。


・Frgmnts/Nyolfen(Frgmnts/Planet Callingより)※SoundCloud

soundcloud.com


1/25に突如発表されクロビ残党をざわつかせた曲。
というか間違いなくクロビでこの曲を一番やりこんだ私にモロ刺さりした曲ですね。

 

以前に作者からフル音源の発表については全く進展がないという旨のツイートがありかなり絶望視されていたので余計に嬉しかった。
思えばここまでオーディオ類に散在するきっかけもクロビのサ終ですし、その中で高音質で聴きたいアプリ版の曲No.1と言っても過言ではないほど思い入れの強い曲です。
本来規約かなんかでできないはずのWebでの公開の代償からかmp3 320kbps止まり。ほんま

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Z7で聴いていきますと、A8000ではどうしても音源の粗みたいなものが感じられる部分がある程度中和され、低域の残響が曲調にもマッチして音場も十分に広い(A8000が狭いわけではないけど)ためA8000より好ましい聞こえ方になりました。


Z7への投資は続く

A8000を良くするためにガンガン投資していたのに急にZ7とは何故?といわれると自分でも何故?ではありますw乗せられた感はありますがまあ良しとしましょう。ただ低音域のボワついた感が気になったのも事実。
そして何故かZ7もカスタマイズする方向でどんどんいっちゃってます…

 

 

A8000のリケーブルで右往左往する話(NICEHCK DarkJade&WhiteCrane編)

〇リケーブルという沼

自分の聴く音楽の傾向からA8000を選定し、これで上がりだとガラスコーティングも施して使い倒す気満々です。
昨年11月に一度はやっておきたかったポタオデ5機種ガチ(そうだったの?)を尊敬する大萩燦先生(@OHG_umai_man)とやってきたのですが
その時に指摘されたのが「低音の量感に不満がある」という点。
言われてみればそうかもなぁなどと思いつつ、ネット上のどこかで「付属のシルバーコートケーブルはハイ上がりのケーブル」
という書き込みに触発されて、ならばこの立ち上がり、キレの良さをキープしたままリケーブルできないか?というタイミングと
ほぼ同時に中華イヤホン・ケーブルメーカーでおなじみNICEHCKが新作ケーブルを出してきたので順次購入した次第です。

〇使った曲

イヤホンの時は曲毎に感想を述べてるのですが、今回は曲毎の感想ではなく低域がこうだ余韻がどうだみたいなところを以下の曲で聞き比べました。
・Stage Bye Stage/P.C.S&TP&PP((略)Pretty Liarより)※冒頭15秒のみ
・Strayer/Taishi(AD:TRANCE 7より)
・Brand new!(Game Version)/辻野あかり(梅澤めぐ)、砂塚あきら(富田美憂)、桐生つかさ(川瀬茉希)(THE IDOLM@STER CINDERELLA MASTER Never ends & Brand new!より)
サンカヨウ/ユアミトス(SEVEN's CODE ZERO vol.4より)
・FORCE Interval Build/96(BLACK ALBUMより)
・SWALLOW SMOKE/Frums(SEVEN's CODE ZERO vol.4より)
今回は曲毎の感想は控えるのですが、各々刺さりベンチ、音場感、よくあるJ-POPのボーカル、ヴァイオリンやピアノと近めのボーカルの絡み、重低音とドラム音の分離感、分離感のベンチマーク的曲、というところを見ています。最後の指標はA8000ならではですかね

〇NICEHCK DarkJade

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発表当時としては珍しい、芯材に単結晶銅銀メッキ線にグラフェンコートを施したケーブルを施したケーブル。
最近製造工場らしきところが自分でもセラーになってグラフェンコートのケーブルを売ってたりしてますが、8芯構造を扱っているのはNICEHCKのオフィシャルだけみたいですね。
メーカーとしては音の立ち上がりの速さ、解像度を重視したケーブルとの事。
実際他のイヤホンに使った場合も立ち上がりの速さを感じられるものでした。
では、もともと音の立ち上がりの速さにガン振りしているA8000+シルバーコートケーブルからはどうかというと
こちらでも音の立ち上がりの速さはキープしつつ、少し低音の主張がアップする感じが感じられます。高音の量もほぼキープされるようで、相対的にボーカルが若干遠くなるよう感じを受けました。しかし、低音は変わらずタイトに鳴るとは言え量感は少ししか増えず、ただでさえ重めなA8000がさらに重くなる組み合わせなので他のケーブルを試したくなり。

 

〇NICEHCK WhiteCrane

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NICEHCKのDarkJadeと同時に発表された同メーカーのハイエンドケーブルがWhiteCraneです。
古河工業製のPUCHDを太めの4芯構造にした銀メッキ銅線ケーブルになります。
DarkJadeを買ってみたものの低音の量の増え方に不満があり、ならばこっちはどうだと再び新年セール時に吶喊したわけです。


メーカーとしては沈み込む低域と音場の広さを売りにしています。他のイヤホンに使った場合は、情報量の増加による音の濃密さを上回る一音ごとの分離の良さがあるケーブルではあるかと思います。
シルバーコートケーブルと比較すると音のバランスは殆ど変化せず、艶感というか少し柔らかい、余韻が若干生まれる音の出方になりました。
高音の煌めきが若干ながら余韻をもって鳴るようになります。音の立ち上がりの速さが失われるわけではないですが余韻が生まれる分音の分離の良さ、解像度感にも少しだけ抑えめになります。

低音・高音域の量感としてはシルバーコートケーブルとほぼ同等のバランスだと思います。シルバーコートケーブルはハイ上がりのケーブルだという刷り込みがあったのでこの結果には少し意外。

手持ちのNo.3Tiにアダプタ付きで使おうかなぁ、と今では考えてます。

 

しかし、リケーブルへの恋慕は収まらず、Twitter上のとある方のダイマから更にガレージメーカーのリケーブルへと手を出すことになります。

A8000で卒業しといてASXで入学?する話(レビュー)

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はじめに

夏前にA8000を買い、イヤホン漁りは卒業したつもりでした。
しかしまあ、KZが久しぶりにドライバ数を更新する片側10BAイヤホンを出すということで
なんかつい、前モデル?のAS16の7割程度の8000円程度でプレオーダーできるということもありうっかり手が滑った次第です。
台湾を経由するうちに行方不明になり、届いたのが最速組から1週間あと。おかしい…

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ビルドクオリティはかなり高めなれど、シェルが透明で中身が見えているデザインは賛否が分かれそう。シェル自体は大型なIEMタイプでT800あたりとほぼ同じ大きさ同じ形状になってますが然程重くはありません。
付属のイヤーピースがかなり特殊で非常に軸が短く、ノズルの先端が当たりそうになるような形。TWS向けイヤピを装着してもここまでノズル先端と耳が近くはならないです。

 

曲を聴いての感想

最初に聞いたときはイヤピもあってなかったので中高域がスカスカなのかマスクされてるのか、ともかくへんな聞こえ方で・・・
エージング完了後にiPhone6s PlusでYouTube MusicのSEVEN's CODE曲(サブスク版)の曲から試しに聴いてみたのですが、全般的に低音域が強めで「キミと見た夢/HALZiNA」の1サビ終了後のハモるとこ(1:22以降~)でバックで鳴ってるベース音がそんな主張せんでもええわ!てくらいボーーンと鳴ってくれたりしてやべぇ感じに。再生機器をSHANLING M6Proに変えても多少傾向は変われど同じ感じ。
古い製品になりますが16芯銀メッキ線のYYX4745にすると高域の情報量が増えることで(というより、元の線だと低域の情報ばかり流してた感じか)一定の改善が見られたので(低域がある程度強めなのは変わりませんが)今回はYYX4745を使用して聴いていくことにします。以下、断りがない場合TFZ MY LOVE EDITIONを基準とした表現になります。
イヤピはデフォは変な感じだったのでやめ、ノズルが細めだったのでDeepMountを使用しています。これでも耳に残ったりはするのですが非常に抜けやすいSpiralDotよりはいいかと思います。Sednaのような固い軸のイヤピでもいいですが、壊さないように注意が必要です。
SHANLING M6Proのアンバランス、DualDACモード、Lowゲインで聴いていきます。

 

虹色Passions!/虹ヶ咲学園スクールアイドル同好会

youtu.be

カオブレがうまくなる声優もりもり多ボーカル編成の音数多め全編に渡って音圧強いJ-POP。
かなりベースラインとギターの強調が強めになりボーカルとぶつかり合うというか、ボーカルを楽しもうとするとかなり邪魔な感じに。リケーブル前よりマシですが籠り気味か。
そのボーカルにしてもパート毎の聞き分けはしやすいのですが一聴して違和感というか浮いている感じがしてきます。


夜空/鈴木みのり(上ミノより)
前回に引き続き採用となった鈴木みのり。藤原肇の声で歌えとか言ってない。
明るめのミドルバラードという趣。
こちらでもベースはやや強調されますが虹色ほどではなく、結果としてバランスが崩れるほどではなく
ボーカルに違和感を感じることもなく聴くことができます。多BAにありがちな音の繋がりの悪さもあまり感じません。

Venus Dance/HALZiNA Weiβ(SEVEN's CODE ZERO vol.1より)

youtu.be

SEVENS's CODEがうまくなるかもしれない歌い手もりもり多ボーカル編成の音圧強いところは強いJ-DANCE POP。
虹色ほどボーカルの違和感はないものの、盛り上がってるところでのボーカルに対するバックの煩さは共通するところ。
音数が少なくなる箇所ではその違和感が軽減されるので、音数や音圧が強いボーカル曲が苦手といえるかもしれません。

 

14th Clock/INNOCENT NOIZE(Яeveerse clocKより)

Reverse Clock - HEKATONCHEIR BEATS


イヤホンとの相性は良さそうなスピードコア。波形をみたら音圧重視じゃなかった。
キックの重心が下がってズンズンノリよく聞くことはできますがボーカルが相当引っ込む感じになることも確認。
総じてこの聞こえ方がいいかと聞かれると微妙なところでしょうか。


サンカヨウ/ユアミトス

サンカヨウ by ユアミトス - TuneCore Japan

youtu.be

既にDeemo等でも提供はありましたが、インスト含め一挙三曲提供で界隈の知名度を上げた感じのユアミトス。

ベースラインがやや強調されるもののヴァイオリンのストリングスやその他楽器を阻害するまではいかず綺麗に聴けます。もう少し艶というか空気感は欲しくなりますが。

ボーカルは少し目立たなくなるように感じられます。

(追記)エージング完了後の実感ケーブル交換やT800との比較など

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上記では50時間程度はエージングしてから聴いたのですが、100時間程度まで掛けてから何気なく付属ケーブルに戻して聴いたところ
比較的高中域も出るようになったことが確認できました。ただ、M6Proでの話でiPhone6sではあ低音強めのまま。
長時間のエージングでデフォケーブルでもなんとかなるようですが、再生機器を選ぶのは相変わらずです。

この状態で、以前購入したAudiosenseのT800と聞き比べてみました。
T800は普段別のケーブルを使用していますが、条件をある程度揃える為にYinyoo YYX4822に、ASXはTYB4(共に2019年の格安8芯銀メッキ線)にリケーブルしています。
どちらも低音に特徴があるイヤホンですが、比較してT800のほうがカッチリした低音を鳴らしてくれます。
ASXは比較して低音が強いだけでなく広がりというかブーミーさが見られ、この点はバラードとかでは好ましく聞こえる傾向にありますが、重低音を重視した曲においては音の重なりが気になる場面もあります。
高音域は明瞭さの点でT800に分があり、ボーカル帯域はASXがより前に出てきて主張する感じに聞こえました。

イヤーピースをRHAのTrueConnectにすると付属品のイヤピ並みに鼓膜とノズル先端の距離を近づけることができました。また、ASX用に購入したNICEHCK LitzPS PRO(8芯純銀線)が到着したのでこちらに乗り換えたところ、高域の主張が強くなり相対的に低域が少し下がる感じになりました。ただそれでもT800よりは低域の主張が強く、膨らみのある感じで鳴る傾向は変わりません。
エージングをすっ飛ばしたような鳴り方にはなるので、そういう意味では純銀線へのリケーブルはいい選択ではないでしょうか。


最後に

ケーブルの変更で多少変化はありますが、低域の主張と膨らみのある鳴り方が特徴のあるイヤホンです。AS06はすっきりした鳴り方なので少し意外でした。
エージング後も音圧を強めにしてあるボーカル曲との相性の悪さは感じられるので、その手の曲を聴く機会が多いと微妙に感じられるかもしれません。

SHANLING M6PROで優勝していく話


購入から1か月以上たちましたが、SHANLING M6PRO(とM6無印)の記事になります。

 

購入動機

XDP-30Rをメインで使っていたのですが、ストリーミングが貧弱なためセブンスコードのYouTubeプレイリスト用に試しでV20 PROを導入していました。
で、改めてAndroid DAPを買おうという気になったのですが、調べてみるとこれまた選択肢が色々あって大変。
ですがGooglePlayに対応、かつ2.5mmバランスに対応となると中古のDX160やR6あたりになり、これらはちょっと操作性に難があるとのことで
しかし現行製品で2.5mmバランス対応品は減ってきており、ならば将来的な乗り換えを考慮して4.4mmバランスにも対応した製品にしようとなるとM6とFiioのM11あたり。
最終的には代理店さんの信頼度の高さでM6にした次第です。
一週間程度使って満足してましたが写真撮影データをスマホごと失って書く気を失い、使い始めて二週間後にはM6 Proが発表。
アンバランス接続時のシングルDAC-デュアルDACモード切替機能を引っ提げての上位機種になります。(M6でもDACデュアル駆動するって謡ってるとか言わない)
結局8月になったら買ってました。M8?も出るようですがなんか面倒な機構をしてるようなのでさすがに買わないと思います。

写真でチェック

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M6とM6 Proの外見上の違いは色の他に右上の角が丸められているか否か。丸められているほうが伝統的なSHANLINGのデザインだそうですがバージョンアップに伴い体積を稼がないといけなくなったのでしょうか。なお、M6 Proは後にブラックのカラーバリエーションも発表されています。

自分はサードパーティー製のTPUケースとミヤビックスのTPUフィルムを前後貼り付けて運用しています。そんなに持ち出すわけではないんですけどね…M6のときも同様に買っているのでなんとも。Amazonに出てる分もちゃんと右上の角の部分に対応しているので安心されたし。

なお、Quick Charge3.0に対応するとされていますが、実際にUSB-AポートがQC3.0に対応するBaseus 65W GaN充電器を使用すると6V2Aとかいうよくわからないプロトコルで充電されていきます。9V2Aとかなら解るのですが…この充電傾向はM6無印でも同様です。

音質チェック

今回はアンバランスのほうだけで見ていきます。時間を作ってバランスも追加したいですけどね。
M6 ProについてはシングルDACモードです(デュアルDACモードとの比較は次項で)
イヤホンは前回の記事からそのままA8000を使用、イヤーピースはSednaEarfit XELASTECのMサイズになりました。再生アプリは前回同様Neutron Music Player(NEON版)を使用しています。
楽曲はA8000のレビューから約束、Gekka、STARDUSTを流用しつつ一部入れ替えました。続き曲とストリーミング楽曲に外れてもらうことに。
まず違いとして、自分の耳だとM6の音量45とProの音量30がほぼ同程度の音量に聞こえます。
音質的な違いとしては、全体的には中音域に厚みというか強調された感があるのがM6、フラット気味なのがProということになるでしょうか。あとM6は近くで鳴ってる感がProより強め。


約束/Roselia (single,96kHzハイレゾ)
3:00以降、間奏に差し掛かったあたりからで聴いています。
M6ではやや近い位置でボーカルが定位します。M6PROは空間が広いというか、少し全体的に遠くで鳴ってるように感じる傾向。
ドラムの速度感というか、音のキレはProが優秀に感じます。よりタイトになる感じですね。

Gekka(Original Mix)/Nhato(Rinne EPより)
https://www.beatport.com/track/gekka-original-mix/10000043
2:10~4:40あたりの静かになってから再びアガっていく箇所でみています(上記でもほぼ同じ箇所を試聴可能)
そこまで大きい違いを見いだせず。M6で中間域が少し厚めになるのでこっちのほうがこの曲は楽しく聴ける感じだったりします

STARDUST/MINIKOMA☆(MINIKOMA☆より)
https://shop.attackthemusic.com/album/minikoma
↑短いので全編通しで聴いていきます↑
この曲もGekkaよろしく聞き比べし辛い感じ。M6だと若干ピアノの鳴りが煩い感じはします。

(Where's)THE SILENT MAJORITY?/高橋優(高橋優 BEST 2009-2015 笑う約束より)
BREAK済の(NEXT BREAK ARTIST杯当時からかなり売れていたという意見はその通り)高橋優ならクレしんとかメジャー2ndとかいくらでも選びようがあるはずですが、ここはそういうところではないので。これも短いので全編通しで聴いています。
M6に比較してProはボーカルが少し遠くなる印象。ただ、ドラムの速度感と分離の良さはProに軍配が上がると思います。
ノリよくボーカルを聴きたいならM6が有利ですが、ドラムやギターにも注目したい場合はPROを選びたい。

あらかねの器/藤原肇(CV:鈴木みのり)(THE IDOLM@STER CINDERELLA MASTER056より)
『SEVEN's CODE-セブンスコード-』にてウルカとコニを演じて下さった鈴木みのりさんのデレステキャラソングが発売中!


こいかぜを彷彿とさせる壮大な曲(まあ作曲椎名豪だし)かつキーや転調含めて歌唱難度高そう。相手見て作曲家選出してるんでしょうか。2:00以降で聴いています。
この曲に関しては曲作りが作用する部分が大きいのでしょうが、空間の広さの違いがかなり分かりやすいです。ボーカルの輪唱部分やバックコーラスにあたる部分が顕著。Proはちゃんと遠くで鳴ってくれます。さらに後ろのドラム音が一音一音分離して拾いやすい。

デュアルDACモードとシングルDACモードと聞き比べてみる

全体的に言えるのはシングルDACの時よりも音場が広がるということ。音量が変わる感じではないですが、音に力感が出る感じです。

約束、(Where's)THE SILENT MAJORITY?
共通してギターに残響音が乗るような感じがちょっとしたのと、ボーカルが遠目だったのが少し前に来る感じです。

Gekka(Original Mix)、STARDUST
全体的に音の抜けがよくなり、スッキリした感じに鳴りだします。ここからだとM6との変化も結構分かりやすいですね。

あらかねの器
バックコーラスの距離感が強調されるようになります。後ろで鳴るコーラスはちゃんと奥まったところから鳴る感じですね。
つまりDualDACの意義は奥行きの表現がうまくなるところにあるんだと思います。


最後にオファーのお知らせ

そんなわけで、M6からProにアップグレードして総合的には満足しています。とはいえM6の実力が低いわけではなく、音場が左程影響しなさそうなJ-POPや音圧強めな曲であればProよりも楽しく聴けるのではないでしょうか。
手持ちにHD650のようなインピーダンスの高いヘッドホンがあるわけではないので実際には試してないのですが、この手のヘッドホンも駆動させられるスペックもありますし。
XDP-30RのACGモードとは少し違うのですが、デュアルDACモードの存在もうれしいですね。
NowPlaying4Droidを導入してジャケット付きツイートもポンポンやれるようになったのもいい(?)
当面A8000+M6Proで優勝し続けられそうです。

で、余ったM6無印なのですが、処分したいので引き取ってくれる方を探しております。
箱含め付属品は全て揃っており、本体以外は未使用の状態です。使用期間は4月から週に1回1時間~3時間程度使用になります。(使用できない週も多く…)
ミヤビックスのTPUフィルム両面(本体に貼付け済)、TPU製のケースもお付けして代金引換45,000円+送料着払いでお願いします。
ご希望の方がいらっしゃいましたら、@mitoka_designまでダイレクトメールでお願いいたします。